昨年は広瀬川流域不法投棄ごみの受託調査に参加させて頂き、河口から上流へ、ごみの量、種類等のリストを作りながら歩き　・・セメント工場からの排水が垂れ流しだったり、不法耕作も見かけました。

　人が入り込めて目視できるゴミはもとより限られており、氷山の一角というには相当量のゴミの山を前に、実際どのくらい埋まっているのやら。。。。



山から川へ､そして海へ　・・今日は、海岸清掃に参加してきました。

　熊手を使って砂の表面を鋤いて行くと、中から大小色んなものが浮き上がってきます。

　ガラスの破片や釘が結構出てきて、これを海水浴客が踏んだら・・想像すると怖いものがあります。

　あと、多いのがロープや網、1センチくらいのプラ製の筒など、おそらく船舶からと思われるゴミの類。

　何が入っているか分からないポリタンクやペットボトル、カップめん容器、花火もそのまんま、ほったらかし。

　

　掘れば掘っただけ出てくるので、きりがありません。。

　上流が濁ったままでは、下流が綺麗になるはずもありませんね。

先日、とある海亀産卵地を訪れました。

　観光客に人気が高まるにつれ、海亀たちは人気のない海岸へ移動して産卵する傾向が出ていると聞きます。

　ボランティアの手が入らない海岸には、他国からの漂流ゴミが打ち上げられて無残な様相を呈していました。

　汚染された大気もやはり国境を越え酸性雨となって降り注ぎ、この島の生態系を脅かしつつあります。
　

先日、海岸清掃に出かけて相変わらずのゴミの多さに閉口したのですが・・それより何より驚いた事があります。

　始めはゴミに紛れてそれと分からなかったのですが、おびただしい数の鳥の死骸が異臭を放っていたのです。

　例年と比べても数倍程度の多さに感じましたが、いったい何が原因なのでしょう。。