大國神社の山野草を守る会

 飛

投稿日時 2011-4-27 12:55:39
執筆者 sanyasou
早咲きのカタクリの中には花弁を落とし、既にさく果が露になっているものも見られます。

 昨シーズンまで開花株の薄かった所に出現した鑑賞スポットからは、花から花へ飛び回って送粉を手伝ってくれた蝶、蜂などポリネーターの存在や、カタクリの種子をせっせと蒔いてくれたアリたちの姿が浮かび上がってきます。想像すると微笑ましく、頼もしくさえ思います。

『共生関係』といってしまえばそれまでですが、自然界では普段私たち気がつかない小さな世界で、物言わぬ小さき者たちの緻密な連係プレーが日々静かに途絶えることなく続いているのですね。子孫を確実に残すため。

山であれ、海であれ、それを壊してはならない。




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