大國神社の山野草を守る会

アリが運んだカタクリの種

投稿日時 2012-4-16 14:38:01
執筆者 sanyasou


花が咲き揃ってきましたが、よく観るとまだ出てきたばかりの個体も、つぼみもあります。(第1群生地にて本日撮影)
 年々地下に潜っていくとされるカタクリ。生育年数によって地表からの位置(深さ)が違うので、若い個体で浅いものは早目に、より深いものは遅く出てくる・・のかもしれません。
 開花ピークはいつ?というお問い合わせが多いのですが、一概には言えないのも事実です。次々と咲き継いでいく開花株の規模だけでなく、花びらの発色の状態などによっても印象が異なり、短期間ですが輝いて見える時期があります。第一と第二群生地ではピークがずれますので、今年は長く楽しんで頂けそうです。
 (右)コナラの木の下からカタクリの花。アリが運んだのでしょうか。




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