大國神社の山野草を守る会

山野草公園のこと

投稿日時 2016-3-29 20:58:23
執筆者 sanyasou
平成18年春の開園に向けて、笹や樹木がうっそうとして昼間でも暗いような林を早春のかたくりをはじめ、野生の花々を楽しんでいただけるように散策路を開いていたところ、たくさんの炭焼き跡が見つかり、人との関わりを持ってきた環境であることが分かりました。
 
 また、公園に生えているコナラなどの木は樹齢が比較的若いものが多くこれらのことから「二次林」と呼ばれる林であることが分かりました。
 
 周辺には里山の風景が広がっています。

○二次林とは?

 昔の人たちは燃料を得るために山で木を切り出し炭を焼くなどして、都市と自然の間をいったりきたりして生活していました。長い年月をかけてゆるやかに人の手が入った森林など、過去に伐採されたりして、その影響を受けている森林または、現在も下草刈りなど人の手入れが加えられていることにより成立している森林を二次林といいます。二次林にはスギ、ヒノキなど植林地の植林は含まれません。

 クヌギ、コナラなどの落葉樹は、伐採しても切り株から数本の芽を出して株状に成長(萌芽更新:ほうがこうしん)します。このようにして成長した樹木の多い林を萌芽林といいます。二次林にはクヌギ、コナラの多い雑木林などのように繰り返し伐採される萌芽林も多く見られますが、放置されると遷移(せんい)が進行し、その過程で二次林に特有の動植物が消えてしまうことがあります。


○里山とは?

 集落、人里に接した山、あるいはこうした地形において人間の影響を受けた生態系が存在している状態を指す言葉です。

 里山は単に木材の供給源としてだけでなく、落ち葉や下草は田畑の肥料に利用され、薪(たきぎ)や、キノコ等の食料を得るなど、様々な形で利用されてきました。
 
 また里山はメダカやホタル、カタクリ等、多くの動植物の共生空間を守ってきましたが放置され各地で荒れているのが現状で、里山と人との調和が求められています。




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