大國神社の山野草を守る会

足跡

投稿日時 2006-9-4 13:22:59
執筆者 sanyasou
 この夏、多くの家族連れが山野草公園に足を運んでくれました。

 目的は様々であったと思いますが、やはり野生の昆虫の存在は大きかったのだと認識を新たにしています。

 猛暑の盛、野外活動に訪れたお子さんたちが、山野草公園事務局のホワイトボードに残していってくれた落書きにこめた彼らの想いが、今でも残っています。

このホームページを立ち上げるときに「入山のマナー」についての記述の必要性を感じ、崖など危険箇所等の注意を促すページを設けたのです。
 あらためて読み直してみると ・・実態を鑑みていずれ手直しも必要かもしれませんね。

入山時の準備・マナー⇒https://sanyasou.info/doc/manner.html

 昆虫採集に関して、カブトムシに代表されるように人気のある昆虫を人工的に殖やす態勢が確立しておらず、噂だけが先走っての乱獲をやはり恐れました。
 ある施設では子供たちにプレゼントしようとカブトムシを大量に飼育していたものの、盗難にあってしまったケースがあったと伝え聞きます。

 ほんの目先の事で将来の豊かな実りを失うなんて、とても残念です。


 今、公園事務所ではわずかながら、飼育ケースの中でカブトムシの卵から孵化した幼虫が腐葉土を食べています。

 その一匹が齢を重ね、蛹となり成虫になって地上に這い出し羽ばたくに至るその過程、一生をイメージすることで、小さな命も粗末にはできないのだということを私なりに体感してみたいと思います。




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