大國神社の山野草を守る会

帰還

投稿日時 2006-12-9 13:14:12
執筆者 sanyasou
雪がちらつく中、仙台市青葉区長町・広瀬橋たもと周辺で、今年最後の河川定期清掃が行われ、小学生の子供たちも元気にごみを拾い集めました。

 新聞紙上にも掲載されましたが、今年は川の水位が高かった事もあり例年より上流へが産卵のため遡上したようです。

 ここで放流された稚魚は太平洋を北上、オホーツク海などで数年旅して戻ってくるそうです。

 浅瀬の川底では、傷だらけになりながらも生まれ育った故郷へ帰り、力尽きた幾つものなきがらが眠りについていました。
 

  (近い将来、彼らの子孫が三陸の海で放射能廃液によって被爆することのないよう・・願うばかりです。

  あらゆる生き物が日々積み重ねてきた営みを一瞬で吹き飛ばしてしまうような、まさかとは思いつつも起こり得る悪影響を想像するだけで、ぞっとします。)


清掃後には落ち葉で焼く恒例のやきいもが振舞われ、参加した数十名のボランティアの冷えた身体を温めてくれました。

 ご苦労様でした!




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