大國神社の山野草を守る会

眠れる杜の

投稿日時 2007-2-9 14:56:58
執筆者 sanyasou
地面をよく見ると、雪の溶けたところから既に緑色の葉を出しているものがあります。

 地中の植物たちは既に春が来たものと感じているのか、活発に動き出している様子が各地から寄せられるニュースで連日取り上げられています。

 
暑い夏の盛りの頃は養分を保全するため鱗茎内部の生長も止め、ほぼ完全に休眠していたカタクリ。
 
 晩秋には目覚め活動を再開するとされ、昨春の蓄えを糧にある個体は1枚葉を、ある個体は長い年月をかけ晴れて2枚葉と花芽を獲得し地上を目指している事でしょう。

鱗茎が年々深い場所へと潜り、より遠くから地上を目指す花芽は、あたかも頑丈なカプセルのような2枚葉によって守られるように包まれ、枯葉を突き破ってお日様の恵み溢れる地上へと送り届けられるのです。
 
今シーズン彼らが姿を呈するのは、いったいいつ頃になるのか??

 気をもむ日々が続きます・・。




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