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空
投稿日時 2007-5-27 12:10:00
執筆者 sanyasou
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数日間留守にしているうち、ぱんぱんに膨らんで地に伏していた「開花第一号カタクリ」の完熟したさく果が裂開していました。
無事、大役を果たした地上部は、葉も茎も半透明になり土に還ろうとしています。
ひっくり返すと既に種子はひとつもなく、アリたちによって運ばれたようです。
「アリ散布」の様子をつぶさに観察した方のお話をうかがった事がありますが、確実にアリたちが巣に持って行くのだそうです。
もちろん移動距離は知れていますから、長い年月を掛け非常にゆっくりとしたスピードで群生地が広がっていくんですね。
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