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ミミコウモリ
投稿日時 2008-6-9 14:31:27
執筆者 sanyasou
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学名C.auriculata var.kamtschatica 和名:ミミコウモリ
間伐後、3回目の春を迎えた山野草公園の林床。
この春は目に見えて植物の生態に変化が起きている、そんな印象を受けています。
チゴユリはランナーと呼ばれる地下の送出枝を伸ばして繁殖するとされ、群落の規模を広げているのがはっきりと分かります。
以前は限られた場所でしか見られなかったキク科のオオカニコウモリ、ミミコウモリ(写真)の小群落が何箇所か現れ、勢力を広げているのが見て取れます。
その他の植物も機会を窺っていたかのように、これまで見られなかった場所に出現しているのが確認できます。
過密化して光を遮っていた広葉樹や、地下をも占有する笹やぶが掃われた林床にあって、遺伝子のスイッチがオンになった?小さき者同士繰り広げられる生存競争は激しさを増している事でしょう。
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