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仙台から
投稿日時 2008-7-22 20:10:00
執筆者 sanyasou
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県内数箇所で実践を重ねているネイチャーフィーリング(年齢や障害の有無に関わらず五感を使って楽しめる自然体感方法)では、車椅子使用のサポート・ガイドも行っていますが、奇しくもわが国でのバリアフリーへの取り組みは、ここ仙台がきっかけだった・・ということを福祉住環境コーディネーター公式テキストで知りました。
それによると、1969年(昭和44年)に仙台で、車椅子使用者の町へ出たいという声を受けて「福祉のまちづくり」への動きが始まり、1971年(昭和46年)には「福祉のまちづくり市民の集い」が開かれ、活動が全国に広がる先駆けとなったそうです。
まちづくりといえば今回のケヤキ街路樹について思うと、排気ガスなどの過酷な条件のもと、幹の空洞化や異常落葉などの衰退が一部に見られ厳しい生育環境下にあるのが実態です。 私はもちろん都市計画の専門家ではありませんが、なぜケヤキは伐られたのか?というと地下鉄工事の開削工法による影響と思いますが、なぜ地下鉄建設なのか?という数ある理由のひとつは ・・都市部に流入する膨大な数の自動車に起因する諸問題もあると思います。 ケヤキの肌を黒く染める排気ガスの実際を見て、今回の出来事を別の視点で見直そうと思いました。ひとりのドライバーとして。
市のホームページを見ると今後、市では市民参加の手法を取り入れながら都市再生プロジェクト「緑美しい都市の実現」を検討する、としているようです。
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