大國神社の山野草を守る会

カタクリ有性個体

投稿日時 2009-3-3 14:38:38
執筆者 sanyasou


先月23日に例年より数日早くカタクリの無性個体・一枚葉を見つけたそのすぐ後ろ、今度は有性個体・二枚葉のカタクリが2センチほどに成長していました。

 地下数十センチの深さから数万(?)のカタクリたちが、あるものは枯れ葉を突き破りながら地上目指してぐんぐん伸びている姿を思うと、まさに自然の息吹というのか、ちょっとすごい絵だと思いませんか。

 寒さには強いとされるカタクリ。

 気まぐれな春の雪に耐え、頭上の広葉樹が展開する気配を感じ取るまでをタイムリミットに、早春の林床を駆け抜けるスプリンターが走り出したかのようです。

 昨年は標本にするのをためらったのですが、今年はとことんカタクリと向き合ってみたいと思っています。
 
 学名: Erythronium japonicum Decne.
 和名:  カタクリ
 学名ステイタス: 標準
 
 別名:カタカゴ(本来はコバイモのこと) 花言葉:初恋、寂しさに耐える、嫉妬など
 
 
 




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