大國神社の山野草を守る会

アリに聞いてみたい

投稿日時 2006-4-18 14:01:19
執筆者 sanyasou
日々のニュースでサクラを始め、各地の花々の近況が続々と伝えられていますね。
今朝のテレビ放送では、県外のカタクリの名所とそこで手入れをしている人々が紹介されていました。
その中で、やはり「アリ散布」に触れていたのですが、諸説あるようです。

*アリがカタクリの種を自分たちの卵と勘違いして運ぶ、という説。

  昨年来、山野草のことを調べ始めているうちに図書館で借りたビデオではそのように解説されていました。
  種の成分がアリの卵の成分に近く、巣に運んだものの勘違いに気付いて巣の外に捨てるため群生が広がっていく 〜 といった内容だったと思います。

エライオソームという芳香性の脂肪酸に誘引され巣に運び、かじりとって食料として蓄え残りを巣の外に捨てる 〜 という説。


 長く続く共生関係が成立しているのは、後者のようにも思えます。
 カタクリの周辺にも謎あり。。
 
 今日は第2期公開部分のメッシュ観察日でしたが、ワクの中をアリが盛んに歩き回っていました。
 まだつぼみが多いエリアなのですが、さく果の出現を待ちきれないかのようです。
 ホントのところを聞いてみたいものです。




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