|
実
投稿日時 2005-12-13 10:44:20
執筆者 sanyasou
|
カタクリの種子の端には、エライオソームという芳香性の脂肪酸が付いており、熟すとともに放たれるその甘い匂いに誘われ、アリが集まって来るそうです。
種子は巣に運び込まれ、脂肪酸をアリにプレゼントして外に捨てられる ・・アリの巣はカタクリの群落の外にあることが多いため、やがて生活域が広がっていくようです。
まだまだ不明な点が多い、とされるカタクリの一生。
晩秋には眠りから覚めて活動を始めているそうです ・・地下で春の準備をしているのかと思うと、思わず声をかけたくなります。
|
|