大國神社の山野草を守る会

ホタルの里

投稿日時 2006-6-29 12:05:58
執筆者 sanyasou
仙台市西部にある蕃山(ばんざん)の自然保護と啓発を目的に、48号線愛子バイパス 蕃山山岸ルート登リ口で行われている“蕃山ホタルの里づくり”をご存知でしょうか。

 NPO法人広瀬川の清流を守る会と、地元建設会社主催によるホタル観察会が毎年開かれています。
 
ホタルの幼虫は例年より少し生育は遅いそうですが、平成18年7月1日(土)午後7時から午後9時頃にかけて、ゲンジボタルの第4回観察会を予定しています(駐車場有)。
 詳細はこちらをどうぞ→ http://www.hirosegawa.com/

成虫はもちろんホタルの卵や幼虫までも、発光細胞と酵素の働きによる微妙な生体反応で発光するそうです。

ホタルはカブトムシやクワガタムシと同じ甲虫の仲間で、水辺に住むのはゲンジボタルとヘイケボタルだけです。

幼虫はカワニナなどの貝を食べますが、カワニナはフタを持つため幼虫が挟まれてしまう事もあります。1日間に10〜20匹の幼虫に対してカワニナ一匹が要ります。

自然状態よりも熟練者の手で飼育する事で生存率は高められます。

循環する水の浄化が重要で、親(成虫)は水だけで生活します。

成虫の外敵は、クモ類、コウモリ、カエルなど。

水量が一定の流れが生育に適しており、あまり大きな川では流されてしまいます。


※7月8日(土)午後6時30分から大野田旧笊川(地下鉄富沢駅徒歩3分)でも観察会開催予定です。お誘いあわせの上、是非ご来場くださいとのことです。

 必ず父兄同伴で、ながそで、ズボン、ズックの服装でお越しください。




大國神社の山野草を守る会にて更に多くのブログを読むことができます。
https://sanyasou.info/x

このブログのURL
https://sanyasou.info/x/modules/weblog/details.php?blog_id=153