読み: もののふのやそおとめらがくみまごう てらいのうえのかたかごのはな 歌意:大勢の若い娘たちがやってきて、入り乱れるようにして水を汲んでいるが、井戸の傍に咲くかたかごの花の美しいことよ。
万葉集の編集者である大伴家持が越中守として赴任していた富山県で、可憐に咲くカタクリの様子を詠み込んでいます。 (万葉仮名で堅香子)