山野草日記 - sanyasouさんのエントリ |
sanyasouさんのエントリ配信 |
2009/03/12
個体の交代
執筆者: sanyasou (4:14 pm)
|
カタクリ開花株の目の前に、発芽してまだ数年でしょうか、5ミリ程度の小さな一枚葉が陽の光を浴びています。 発芽すると細長い糸状の実生、やがてこの小さな個体のような狭長楕円形となり、さらに大きくなると卵形を帯び、大きな卵円心形の一枚葉へと生長していくようです。 開花する有性段階に達すると、狭長楕円形をした二枚の葉を付け、ひとつの花を咲かせます。 子孫を残すために、限られたエネルギーの使い道が変わったということでしょう。 地中深くで、一枚葉から二枚葉へと変身する変わり目というのも、凄く神秘的な出来事のように思えます。「種子を実らせるのに充分な養分を蓄える事ができたっ♪」とカタクリが感じ取りスイッチが入るのかな。 逆に「今回は赤字だな。。」と感じたカタクリは一枚葉に戻ったり・・・・? |
このエントリのトラックバックURL
https://sanyasou.info/x/modules/weblog/weblog-tb.php/795
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。