山野草日記 - sanyasouさんのエントリ |
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最新エントリ
2007/04/14
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (11:52 am)
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早咲きエリアの観察枠では、既にさく果の状態になったカタクリも見られます。 地下深いところに居るひょろ長い鱗茎から、茎を通じて養分が送り込まれているところでしょう。 結実を迎えるカタクリがいる一方で、次世代を担う一年生カタクリ、実生(みしょう)もあさつきの様な糸状の姿を見せてくれています。その頭には、種子の殻が残ったままです。 花芽をつける有性個体に生長するまで平均8年位と言われており、温暖化や異常気象がこのまま進むと8年後はどんな変化が起こってくるのでしょうね。 |
2007/04/14
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (7:25 am)
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かたくり祭期間中の土・日・月曜日は、仙台自立の家の皆さんのご協力によるクッキー販売を行います。 月曜日は仙台自立の家の皆さん自身による、水耕栽培野菜の販売もあわせて行う予定です。 とっても美味しいんですよ♪ |
2007/04/14
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (7:14 am)
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電話によるお問い合わせを頂戴した際、カタクリは朝晩花を閉じている点をお伝えするように心がけています。 気温や日照などの条件により日中でも開いたり閉じたり ・・それはそれで色んな表情を呈してくれてすご〜く神秘的なのですが、せっかく足を運んで下さった方にがっかりされても残念です。 花暦⇒https://sanyasou.info/doc/hana/katakuri.html 一方、イワウチワは閉じたりはしないですから、安心して下さい。 早咲きエリアにあって真っ先に咲いた一部のイワウチワ群落は、もう次の段階に入りました。 |
2007/04/12
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (12:18 pm)
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第2群生地奥の小径、通称「イワウチワの壁」上方の日当たりの良い場所では、一部開花しています。 切り立った斜面に張り付いているイワウチワの群れは、冷涼な風と日陰のためか花期が遅いようです。 他の土地のカタクリに比べると、当公園では比較的薄い紫色のカタクリが多いようですが、中には目立って濃いものも見受けられます。どんな条件で色が決まってくるのでしょう(謎。) |
2007/04/11
2007/04/11
2007/04/11
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (12:02 pm)
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昨春見られたカタクリの「さび病」と思われる症状が、今年も確認されています。専門家のアドバイスを頂き、今のところ静観するしかないというのが実情です。写真のように若い葉や、一年目の実生が感染すると致命的とされ気掛かりです。 引用: NEWTON 植物の世界 草木編より一部抜粋 |
2007/04/11
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (10:00 am)
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早咲きエリア(第1群生地)では、カタクリ最盛期間近となっております。 週末にはピークを迎えるでしょう。 遅咲きエリア(第2群生地)では、点在するイワウチワ群落で一部開花が見られ、通称イワウチワの壁・対岸のテラスからは遠目ながら花芽が確認できています。 |
2007/04/09
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (10:48 am)
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典型的な他家受粉型虫媒花と言われるカタクリ。 昆虫たちに蜜のありかを教えるため(?)とも言われる、W字型の模様が見られます。その形には人の指紋と同じように、個性が出るのだそうですよ。 |
2007/04/08
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (6:32 pm)
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かたくり祭二日目。 降ったりやんだりのあげく雷が鳴動、ころころ変わる天気に見学者を始めスタッフも右往左往の一日となりました。 雨後の清々しい第1群生地に入ると、より色濃くなったカタクリたちが水を得てますます生き生きとしていました。 今までは枯葉と似た色のため紛れていた花芽が成長し、この数日で明らかに目立ってきており、風景が一変しているのに驚きました。 突き破った枯葉に囚われた花芽が、その2枚葉に抱えるようになみなみと貯えた雨水には、頭上の広葉樹が映し出されていました。 「スプリンター」に例えられるカタクリたちは、今まさに走っているのです。 樹木が展開する新緑の頃には一年分の光合成を終え、長い休眠、倹約生活に入ることでしょう。 |