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山野草日記 - 最新エントリ
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最新エントリ
2006/06/29
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (12:05 pm)
仙台市西部にある蕃山(ばんざん)の自然保護と啓発を目的に、48号線愛子バイパス 蕃山山岸ルート登リ口で行われている“蕃山ホタルの里づくり”をご存知でしょうか。

 NPO法人広瀬川の清流を守る会と、地元建設会社主催によるホタル観察会が毎年開かれています。
 
ホタルの幼虫は例年より少し生育は遅いそうですが、平成18年7月1日(土)午後7時から午後9時頃にかけて、ゲンジボタルの第4回観察会を予定しています(駐車場有)。
 詳細はこちらをどうぞ→ http://www.hirosegawa.com/

成虫はもちろんホタルの卵や幼虫までも、発光細胞と酵素の働きによる微妙な生体反応で発光するそうです。

ホタルはカブトムシやクワガタムシと同じ甲虫の仲間で、水辺に住むのはゲンジボタルとヘイケボタルだけです。

幼虫はカワニナなどの貝を食べますが、カワニナはフタを持つため幼虫が挟まれてしまう事もあります。1日間に10〜20匹の幼虫に対してカワニナ一匹が要ります。

自然状態よりも熟練者の手で飼育する事で生存率は高められます。

循環する水の浄化が重要で、親(成虫)は水だけで生活します。

成虫の外敵は、クモ類、コウモリ、カエルなど。

水量が一定の流れが生育に適しており、あまり大きな川では流されてしまいます。


※7月8日(土)午後6時30分から大野田旧笊川(地下鉄富沢駅徒歩3分)でも観察会開催予定です。お誘いあわせの上、是非ご来場くださいとのことです。

 必ず父兄同伴で、ながそで、ズボン、ズックの服装でお越しください。
2006/06/11
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (11:15 am)
昨年より6日ほど遅く、今月9日に東北南部で梅雨入りしたようです。

先月末に関西地方へ旅をしてきましたが、例年より気温が低めで天候不順の様子でした。

植物、農作物の生育にはどんな影響が出るのでしょう。


谷間のカタクリ第2群生地の観察メッシュ内では、青く膨張していた「さく果」が完熟して地に伏し裂開していました。中に詰まっていた種子はアリに運ばれた様子です。

これにより2つの群生地に設置した計8つの観察メッシュの中のカタクリは全て、約2ヶ月の地上での生活を終え姿を消した事になります。
2006/06/09
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:36 pm)
まだ先ですが学校関係が夏休みに入る8月に、杜の小径の自然と素材を使った(ネイチャー)ゲームや枯れ枝クラフト教室などを予定しています。

モンゴルの家「ゲル」もお目見えする計画がありますので、詳細が固まり次第お伝えします。
2006/06/08
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (4:11 pm)
昨年の日記を読み返すと・・初めて間伐作業に立ち会い現実を目の当たりにしていた頃でした。

杜の小径でのチェーンソー作業はもっぱら熟練者が担当しています。
間伐を実際に行う者にとっては、周囲の人の存在や動きがとても重要です。
エンジン音で人の気配がかき消されてしまいますし、チェーンソーの刃が反力で大きく振られることもあります。体勢が悪いと伐っている本人のつま先に刃が降って来る危険性があるそうです。

かかり木といって、倒した木が周囲の木に引っかかってうまく着地しないケースがあり、作業性が低下するのみならず大変危険なので、極力発生しないようにコントロールする必要があります。

それでも発生してしまう「かかり木」をロープで引いたり丸太をてこにしたりして倒してみて、見た目よりもずっと大きく重量があることのギャップに驚いたものです。
今まで、その煩わしさを拒否して向き合うことのなかった自然が相手ですから、体感してみないとわかりません。

あるとき、自分の居る方向に間伐材が倒れてきて・・とっさに身を低くして逃げていました。
自然に対する生の「恐怖心」
異常気象により頻発する自然災害の映像をニュースで眼にする機会は増えているのですが、肌で感じる怖さというものを忘れていた自分に気付かされた瞬間でした。
2006/06/06
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (4:15 pm)
旧暦では今日が月替わり、これから6月です。

二十四節気ではこの頃に稲の種を蒔くとされているようですが、これより早く農作業にとりかかっている農家の風景を見かけます。


引用:
暦便覧:芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり
2006/06/05
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (12:59 pm)
毎年この季節になるとひょっこりやってくるお客さん達がいます。

いつの間にか旅立ってしまうので、よくよく気をつけていないと会えません。

神社のひょうたん池周辺で見かけるカルガモの親子です。

今年も家族を連れて姿を見せてくれましたが、すたすたと暗渠に隠れてしまい撮影困難でした。

そうこうしているうちに出立してしまったようです。。
2006/06/02
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (10:19 am)
昨秋、杜に引っ越してきたときには丸裸だったコウゾの木。

 厳しい冬を耐えて、青々とした葉を勢いよく広げています。

 その皮は漉き紙の原料として知られていますが、紙つくりを副業とする農家にとっては大変な作業だったようです。

 コウゾへぎと言う道具を使って、蒸したコウゾの皮をはぎ取っていくわけですが、主に厳寒期の早朝に行われるため、手間のかかる紙すきの水仕事の辛さは想像に難くありません。

 田植え歌ならぬ、紙すき歌という労作歌が残っているようです。

 歌う事でリズムがとれて作業がはかどるという、昔の人の知恵も垣間見えます。
2006/06/01
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:50 pm)
静御前の舞姿に例えた、とされる多年草です。
2006/05/30
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (11:50 am)
公園ではヒメシャガの花がぽつぽつと落ち始め緑色の玉が出てくる頃合いです。

 変わってマルバダケブキ(写真)が開花していきます。

 公園の奥には既に大きく葉を広げたマルバダケブキの群生地があり、これから次々と黄色い花を開く模様です。

花暦→https://sanyasou.info/doc/hana/marubata.html
2006/05/26
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:21 pm)
チゴユリの花後です。

 白い花びらが落ちて緑色の玉が残っており、これからひと夏かけてじっくりと熟していくそうです。

 葉で合成された養分が果実に送られ、秋には深紫色に成熟するようです。

 果実の中には1・2個のかたい種子。

 どんな生き物が介在して散布されるのか・・詳しい情報がまだありませんが、地上の“種子”と地下に伸び広がる“ランナー”という2つの繁殖様式を持つチゴユリの今後に注目しています。

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