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山野草日記 - sanyasouさんのエントリ
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最新エントリ
2006/05/07
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (3:13 pm)
霧に包まれた杜の小径に入りました。

今シーズン開花第一号のカタクリの家である切株の周辺は、今ですとチゴユリの群生などが見られます。
しかも花を2つつけたものが他の場所より多く、たわわに咲いているのです。
よほど栄養状態や生活環境が安定していて住み易い場所なのでしょう。

 ものの本によると、チゴユリは「移動」する植物なのだそうです。
 
 栄養繁殖・・ショウジョウバカマを調べていて知った言葉がまた出てきました。
 チゴユリの場合は地下でランナー(走出枝)をのばし、やがて親から切れて個体が独立、繁殖していくようです。
 栄養の配分は、種子よりも栄養繁殖体のほうにより多くの栄養を送り込んでいる、という分析もあるようです。
2006/05/06
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (1:22 pm)
旧暦ですと5月への月変わりです。
この日から立秋の前日までが夏とか。
春分と夏至の中間にあたります。

 ハグマの仲間でも昨秋、最後に花をつけたのがオヤリハグマでした。
 開花を待ちわびて何度も足を運んだものです。
 花が枯れると白い筆先のような毛が残りました。
 これを仏具の払子(ほっす)に見立てたとか。

花暦⇒https://sanyasou.info/doc/hana/oyarihaguma.html
2006/05/06
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (9:48 am)
ヒメシャガの花も少しずつ咲き始めています。

引用:
杜人Vol.64 四季の草木より 一部:
 〜 仙台地方ではヒメシャガのことを、カッコウが鳴く頃に咲くのでカッコウバナとも呼んでいた 〜

 ヒメシャガに限らず、その季節に咲く各地の野の花たち(アヤメ、クマガイソウ、アツモリソウ、ヤブカンゾウ、ノカンゾウ、オダマキ、ホトトギス、ホタルブクロなど・・)を昔の人達はカッコウバナと呼び、季節感を大切に生活していたようです。
2006/05/05
2006/05/05
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (1:05 pm)
ツクバネソウも花をつけ始めました。

例年よりも開花時期が早いようです。

花暦⇒https://sanyasou.info/doc/hana/tukubane.html
2006/05/05
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (1:03 pm)
白くて小さな花をややうつむき加減につけたチゴユリです。
 
 図鑑を見るとオオチゴユリやキバナチゴユリ、ホウチャクチゴユリなど、幾つか種類があるようです。

 まれに花を2個つける場合があり、それは個体の栄養状態で決まるそうです。
 また分枝するケースも見られるとか。

 花の寿命が短く、花を咲かすことなく葉だけを開いている個体も目につくという点では、カタクリにも通じるところがありそうです。

 成長とともに葉の枚数が増え、6〜7枚にまでになると花をつけるようです。

 チゴユリには2つの繁殖様式があるようです。それは後日。

花暦⇒https://sanyasou.info/doc/hana/tigo.html
2006/05/04
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (5:40 pm)
白い花をつけたイカリソウを見つけました。

 イカリソウは年々増えてきているようです。
2006/05/03
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (3:54 pm)
杜の小径を歩いていると、日に日に緑が濃くなっているのが分かります。
虫たちの動きも活発になってきているようです。

そんな杜にあって・・
頭上の樹木が目を覚まし葉を展開していくのを察知するかのように、独特の生き方を選んだ早春植物たちはその姿を消しつつあります。
役目を終えた葉は変色して大地にひれ伏しています。
子孫を残すべく地上での短い残り時間を費やしてラストスパート。
鱗茎から種子に養分を送り込み、アリたちに散布を託し、やがて静かな眠りに入るのでしょう。

来春、また会いましょう。
 
2006/05/02
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (4:09 pm)
今日は八十八夜。
立春から数えて八十八日目に当たります。もうすぐ立夏なのですね。
この頃は遅霜が発生する時期であるため、農家に注意を促すためにこの暦日が作られたと聞きます。

 海の見える展望台前のサクラも花をつけました。
 間伐の効果が出るまでにはまだまだ年月を必要としそうですが、いつの日か満開の花を咲かせてくれることを祈りつつ見守りたいと思います。
2006/05/01
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (4:10 pm)
ボランティアの方が谷間でウスバサイシンを見つけてくれました。
ギフチョウが幼虫の餌となる“お菓子の家”として、その柔らかい葉に卵を産み付けると聞きます。まだギフチョウは確認できていませんが、いつの日かこの杜でお目にかかりたいものです。

 ウスバサイシンはウマノスズクサ科の多年草で、根元に独特の花を一つつけます。(本、四、九)

都市化によって住宅地が山野に進出してくるにつれて、それまで蝶が生活しながら行き来していた空間が分断され孤立していき個体も減ってしまっているようです。植物と同様に乱獲も脅威になりますね。

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