山野草日記 - 最新エントリ |
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最新エントリ
2006/05/08
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:08 pm)
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*画像公開終了 マルバダケブキのつぼみが増えてきています。 マイヅルソウの花も咲き始めています。 茎のまだら模様からすると、ホソバテンナンショウではないかと。 大きくなるにつれ性が変わるとされているようです。 |
2006/05/08
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:03 pm)
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この春よりカタクリ観察のため、杜の小径に4つ谷間に4つ、計8つのメッシュ枠を設けてみました。 場所によってはマルバダケブキによって覆われる面積が全体の3分の2以上になろうか、というケースも出てきました。 しかし、そこはカタクリ。争う前に地上での生活をほぼ終えています。 カタクリの実であるさく果が地中の鱗茎から送られた養分で次第に膨らみ、やがて3つの部屋が形成されてきました。 種子は6〜8ミリ程度になり、熟して部屋が裂開していくにつれ甘い匂いを放つそうです。 大小さまざまなアリたちの動きも活発になってきているように見えます。 生産された種子のうち生き残って実生になるのはその10分の1に満たない、という資料もありますから、厳しい生存競争が待っているのですね。 |
2006/05/07
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:13 pm)
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霧に包まれた杜の小径に入りました。 今シーズン開花第一号のカタクリの家である切株の周辺は、今ですとチゴユリの群生などが見られます。 しかも花を2つつけたものが他の場所より多く、たわわに咲いているのです。 よほど栄養状態や生活環境が安定していて住み易い場所なのでしょう。 ものの本によると、チゴユリは「移動」する植物なのだそうです。 栄養繁殖・・ショウジョウバカマを調べていて知った言葉がまた出てきました。 チゴユリの場合は地下でランナー(走出枝)をのばし、やがて親から切れて個体が独立、繁殖していくようです。 栄養の配分は、種子よりも栄養繁殖体のほうにより多くの栄養を送り込んでいる、という分析もあるようです。 |
2006/05/06
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:22 pm)
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旧暦ですと5月への月変わりです。 この日から立秋の前日までが夏とか。 春分と夏至の中間にあたります。 ハグマの仲間でも昨秋、最後に花をつけたのがオヤリハグマでした。 開花を待ちわびて何度も足を運んだものです。 花が枯れると白い筆先のような毛が残りました。 これを仏具の払子(ほっす)に見立てたとか。 花暦⇒https://sanyasou.info/doc/hana/oyarihaguma.html |
2006/05/06
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (9:48 am)
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ヒメシャガの花も少しずつ咲き始めています。 引用: 杜人Vol.64 四季の草木より 一部: ヒメシャガに限らず、その季節に咲く各地の野の花たち(アヤメ、クマガイソウ、アツモリソウ、ヤブカンゾウ、ノカンゾウ、オダマキ、ホトトギス、ホタルブクロなど・・)を昔の人達はカッコウバナと呼び、季節感を大切に生活していたようです。 |
2006/05/05
2006/05/05
2006/05/05
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:03 pm)
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白くて小さな花をややうつむき加減につけたチゴユリです。 図鑑を見るとオオチゴユリやキバナチゴユリ、ホウチャクチゴユリなど、幾つか種類があるようです。 まれに花を2個つける場合があり、それは個体の栄養状態で決まるそうです。 また分枝するケースも見られるとか。 花の寿命が短く、花を咲かすことなく葉だけを開いている個体も目につくという点では、カタクリにも通じるところがありそうです。 成長とともに葉の枚数が増え、6〜7枚にまでになると花をつけるようです。 チゴユリには2つの繁殖様式があるようです。それは後日。 花暦⇒https://sanyasou.info/doc/hana/tigo.html |
2006/05/04
2006/05/03