山野草日記 - sanyasouさんのエントリ |
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2016/04/03
2016/04/03
2016/04/03
2016/03/29
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (8:58 pm)
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平成18年春の開園に向けて、笹や樹木がうっそうとして昼間でも暗いような林を早春のかたくりをはじめ、野生の花々を楽しんでいただけるように散策路を開いていたところ、たくさんの炭焼き跡が見つかり、人との関わりを持ってきた環境であることが分かりました。 また、公園に生えているコナラなどの木は樹齢が比較的若いものが多くこれらのことから「二次林」と呼ばれる林であることが分かりました。 周辺には里山の風景が広がっています。 ○二次林とは? 昔の人たちは燃料を得るために山で木を切り出し炭を焼くなどして、都市と自然の間をいったりきたりして生活していました。長い年月をかけてゆるやかに人の手が入った森林など、過去に伐採されたりして、その影響を受けている森林または、現在も下草刈りなど人の手入れが加えられていることにより成立している森林を二次林といいます。二次林にはスギ、ヒノキなど植林地の植林は含まれません。 クヌギ、コナラなどの落葉樹は、伐採しても切り株から数本の芽を出して株状に成長(萌芽更新:ほうがこうしん)します。このようにして成長した樹木の多い林を萌芽林といいます。二次林にはクヌギ、コナラの多い雑木林などのように繰り返し伐採される萌芽林も多く見られますが、放置されると遷移(せんい)が進行し、その過程で二次林に特有の動植物が消えてしまうことがあります。 ○里山とは? 集落、人里に接した山、あるいはこうした地形において人間の影響を受けた生態系が存在している状態を指す言葉です。 里山は単に木材の供給源としてだけでなく、落ち葉や下草は田畑の肥料に利用され、薪(たきぎ)や、キノコ等の食料を得るなど、様々な形で利用されてきました。 また里山はメダカやホタル、カタクリ等、多くの動植物の共生空間を守ってきましたが放置され各地で荒れているのが現状で、里山と人との調和が求められています。 |
2016/03/29
2016/03/25
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (7:01 pm)
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ボランティアの若者の力を借りて、園内各所のベンチ・テーブルや通路の柵などの補修を行っています。非常に根気とエネルギーの要る作業です。協力者の皆さんに感謝です! 第1群生地の見学は可能ですので、作業の周辺や足元に注意しながらご散策ください。 !注意 第2群生地の入り口付近に設けられた『イノシシ対策の柵』は夕方4時には閉鎖します。時間厳守で園外に出て下さいますようお願い申し上げます。 |
2016/03/24
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:45 pm)
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第1群生地で、カタクリが一輪咲いているのを見つけました。例年より数日程度早目のようです。 同じユリ科のショウジョウバカマも咲き始めています。 ナガハシスミレも咲き出しました。 |
2016/03/23
2016/03/07
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:58 pm)
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山野草公園を開くにあたり、間伐して散策路をつけていきましたが、踏み荒らされる恐れのある路上の先住民・カタクリの一部に引越し願いました。11年前のことです。 僅かですが・・群生地に入れない方でもカタクリを少し楽しんで頂けるような場所(清心亭バス乗り場付近)に引っ越し願いましたので、ご利用下さい。 今日、そこを覗いたら数センチ大の一枚葉(花をつけない無声段階)のカタクリが幾つか既に顔を出していました。今シーズンの花期は早めのようです。 |
2016/03/05