山野草日記 - 最新エントリ |
最新エントリ配信 |
最新エントリ
2012/07/06
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (9:53 am)
|
「堅香子の花に振るるも生きてこそ 」 第5回俳句コンテスト特選作品 その歌意についてあれこれ考えていました。 振るる、は触れられる、という意味ではないかと個人的には思い、そうするとこの字は誤りなのでは? ・・と解釈を探していました。 そんな折、手にしたのが山形の出羽三山神社様より年二回届けられる「出羽三山」という本です。本年夏季号第76号の一文に、探していた「振」という文字を見つけました。 引用 〜暦に見る辰月は旧暦の三月から四月の立夏にあたり 〜中略〜 天上においては春雷が轟く時期である事から、辰は「振」「震」を義としています。〜 辰年の辰月の頃に投句されたこの作品に、そのような意味がこめられていたのかも・・・。(私の希望的解釈であります) |
2012/07/03
2012/06/28
2012/06/28
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:36 pm)
|
(左)サクラソウ科の多年草・オカトラノオが茎の先に総状花序を長く伸ばしています。もうすぐ可愛らしい花を開くでしょう。花言葉は「優しい風情」 (右)イチヤクソウが鈴なりに開花を始めました。 |
2012/06/21
2012/06/13
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:58 pm)
|
第5回俳句コンテスト入選作品を発表させて頂きます。 投句作品を通じ・・地震と書いて「ない(なゐ)」と読み直せる事を知りました。 「な」は土地を、「い」は居を意味するとか。 入選者の皆様には賞状と記念品を発送いたします。おめでとう御座いました。 審査中、俳句として直したほうが良い点について指摘がありましたが、応募作品に加筆する事無く発表させて頂きました。ご了承下さい。 ※神社部門で特選&入選された悠さんの住所が未記入のため発送出来ません。。 ご連絡下さい。 ○山野草部門 特選 堅香子の花に振るるも生きてこそ 加藤佑子 入選 カタクリの終りし山に雪残り djα カタクリと一年ぶりのなつかしさ 清野和成 春蘭を自然の中で目の保養 多田勘一 杖の鈴春蘭の山熊除けに 豊田力男 初蝶に会いし山路の静けさに 伊藤美津子 芽吹く樹の雲一片もよせつけず 伊藤美津子 ○神社部門 特選 老夫婦芽吹きの山で手をつなぎ 悠 入選 生きたいねひとりしずかの花のよに 悠 花ふふむ祢宜(ねぎ)箒目を乱さずに 加藤佑子 ○環境エコ部門 入選 ケータイもゲームもいらない春日和 清野和成 雪解道唐草模様の地震(ない)の道 加藤佑子 |
2012/06/02
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (10:12 am)
|
今日は歩こう会の皆さん30名ほど訪れ、一緒に歩いて公園に咲いている花々をご案内させて頂きました。 普通に生えていても余り知られていない「ギンリョウソウ」に関心が集りました。 団体様のガイドは震災後初めてではないかな。。日常を取り戻しつつあるということでしょう。 余談:この春のかたくり祭では傘や鍵など忘れ物・落し物をしたというお電話を頂きました。未だに見つかっていないケースもあります・・・植物が生い茂ると更に探しにくくなりますので、散策の際はお気をつけ下さい。 |
2012/05/27
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (2:45 pm)
|
一見、緑一色に見える林内ですが、熾烈な競争の中で自己主張をしているようです。(左)センリョウ科の多年草・フタリシズカが咲いています。花言葉:いつまでも一緒に (右)キク科の多年草・マルバダケブキの群生地では丸々としたつぼみが多数。黄色い花が顔をのぞかせ始めました。 ちなみにカタクリの花は、ハナバチのフィルターを通すと青色に見えるとか。 |
2012/05/22
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (12:11 pm)
|
(左)やや日陰の湿った印象の林床で枯れ葉の絨毯をじっくり見渡すと見つかるギンリョウソウ(土壌中の菌類と共生する多年草)。種子植物でも葉緑素を持たなかったりと実に様様な形態・道を選んで進化するものです。 (右)キク科のオオカニコウモリの葉。 引用: NEWTONムック 植物の世界(草本編 上) |
2012/05/17