山野草日記 - sanyasouさんのエントリ |
sanyasouさんのエントリ配信 |
最新エントリ
2008/03/02
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (2:46 pm)
|
昨年の開花第一号カタクリのすぐそばに、一枚葉(無性個体)が4センチほどに成長しているのを見つけました。 既に枯葉の下に相当数出現していることでしょう。 手前の7番札は開花株(有性個体)が地下に生育していることを示しています。 鱗茎が年々深く潜って行くため、地上に出てくるのが遅くなる傾向があるようです。 橋の下ではショウジョウバカマが花芽を膨らませています。 |
2008/02/29
2008/02/28
2008/02/28
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (11:13 am)
|
きたる3月7日(金)13時より、141ビル6階エル・パーク仙台スタジオホールに於いて「百年の杜フォーラム〜杜の都の里山を考える〜」と題したシンポジウムが開催されるそうです。 入場無料。定員150名。 基調講演や、私たちにできる里山の活用法についてのパネルディスカッションが予定されているようです。 詳細は仙台市建設局百年の杜→http://www.city.sendai.jp/ 山野草公園内の日当たりの良い場所が雪解けしており、厚い枯葉の層をかき分けると何やら芽出し始めている植物も見られます。 カタクリはまだ見つかっていませんが、近づく春の気配を感じ取り何処かでひっそりと出現していることでしょう。 |
2008/02/27
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:25 pm)
|
約4,500首とされる万葉集のうち、植物に関する歌は約1,700首あるといわれています。 その中でもカタクリが登場するのはわずかに一首。 万葉集最後の編集者で多賀城の地に没した大伴家持によって詠まれた有名な歌があり、富山県高岡市伏木町の勝興寺にある古井戸のそばに歌碑が建立されています。 トップページ[花暦 はなごよみ]リンクより、カタクリのページを更新しましたのでご覧下さい。 花暦→カタクリhttps://sanyasou.info/doc/hana/katakuri.html 引用: 昭和万葉の森パンフレットより一部 |
2008/02/24
2008/02/23
2008/02/21
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (11:28 am)
|
山野草公園内では2つの群生地の印象の異なる計8箇所に、1m四方の方形わくを置いてボランティアの協力によるカタクリ標本抽出観察を行っており、図は密度Dの推移です。 わく内で目視可能な個体数で、有性(開花株)・無性(一枚葉や実生)を問わずカウントしていますので花の数そのものではありませんが、最盛期の目安にはなろうかと思います。 ちなみに3月27日に、一昨年・昨年ともカタクリの開花第一号が確認されました。 その他に記録している項目被度Cは、カタクリの被っている割合をわく面積に対して階級に分けています。これをうまく表現する方法を探してます(汗)。 カタクリは地上から完全に姿を消してしまうため、100近い個体がひしめき合ってしまうと一つ一つ追跡するのが難しく、、昨春より開花と結実の確認を行い番号札を付けるようにしています。他団体の観察記録を参考にさせて頂きながら繁殖状況、群落の健全性、さび菌の状態を見ています。 開花株の多い第1群生地と、比較的若い株が多い第2群生地を比較するのも面白いかもしれません。 北斜面のメッシュ(い)では、18年春に「さび菌」がついていた葉を除去した影響が出ています。(18年max77株→19年max60株) 南斜面のメッシュ(ろ)はマルバダケブキの群落と重なり、先に地上に出たカタクリが、後から急成長して頭上を覆ってしまうマルバダケブキの猛攻に遭っている場所です。途中からカウントするのが困難になります。。(18年max65株→19年max77株) 最も密度の高いメッシュ(は)は、19年春にカタクリの花が相当数取られる被害があり・・この件が、この春どんな影響をもたらすのか?。(18年max93株→19年max89株) 実際カタクリは食されることがあるのですけど、葉だけを摘めば根は残りますが早春にしか光合成できないカタクリ株は弱ってしまい、3年経っても元に回復しない事が知られています。園内での採取はご遠慮下さい メッシュ(に)は、木陰の印象の平地です。(18年max54株→19年max57株) |
2008/02/21
2008/02/18