山野草日記 - sanyasouさんのエントリ |
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最新エントリ
2012/07/17
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (10:37 am)
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早春のかたくり祭を終えヒメシャガが咲き終わると、園内は幾層にも植物が繁茂し、絡み合い、雑然とした様相を呈してきます。 次々に咲き次ぐ小さな花々には派手さは無いけれど、ひとたび足を止め関心を向けると、彼らが生き抜くために一生懸命であり、とても強かな知恵者である事が分かってきます。 3・11震災以降、何かが変わったと感じている人は少なくないのでは、と思います。 テレビの情報番組では、過去の研究を覆して発生した東日本大震災がきっかけとなり、更なる大地震や火山の噴火などの自然災害を招く「大変動時代」、「大地変動時代」に入った可能性を示唆しています。 それが本当なら、もはや今までの生活スタイルや考え方では対処困難なのではないでしょうか。 山野草もきっかけのひとつに、自然界の変化を感じ取れたら・・・。 |
2012/07/09
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (6:21 pm)
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![]() 参集殿軒下の巣から落ちた一羽の若鳥・・・しばらく動きませんでしたが気を失っていただけで無事でした。 飛ぶ練習のためか、仲間と入り乱れて一日中忙しなく飛び回る姿はさながら「燕の学校」。 巣立った彼らも何時しか、せっせと雛のために餌を探して飛び回るのですね。 (ツバメの仲間は日本では5種類繁殖しており、尾羽が長いのが雄。) |
2012/07/06
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (9:53 am)
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「堅香子の花に振るるも生きてこそ 」 第5回俳句コンテスト特選作品 その歌意についてあれこれ考えていました。 振るる、は触れられる、という意味ではないかと個人的には思い、そうするとこの字は誤りなのでは? ・・と解釈を探していました。 ![]() そんな折、手にしたのが山形の出羽三山神社様より年二回届けられる「出羽三山」という本です。本年夏季号第76号の一文に、探していた「振」という文字を見つけました。 引用 〜暦に見る辰月は旧暦の三月から四月の立夏にあたり 〜中略〜 天上においては春雷が轟く時期である事から、辰は「振」「震」を義としています。〜 辰年の辰月の頃に投句されたこの作品に、そのような意味がこめられていたのかも・・・。(私の希望的解釈であります) |
2012/07/03
2012/06/28
2012/06/28
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:36 pm)
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![]() ![]() (左)サクラソウ科の多年草・オカトラノオが茎の先に総状花序を長く伸ばしています。もうすぐ可愛らしい花を開くでしょう。花言葉は「優しい風情」 (右)イチヤクソウが鈴なりに開花を始めました。 |
2012/06/21
2012/06/13
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:58 pm)
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第5回俳句コンテスト入選作品を発表させて頂きます。 投句作品を通じ・・地震と書いて「ない(なゐ)」と読み直せる事を知りました。 「な」は土地を、「い」は居を意味するとか。 入選者の皆様には賞状と記念品を発送いたします。おめでとう御座いました。 審査中、俳句として直したほうが良い点について指摘がありましたが、応募作品に加筆する事無く発表させて頂きました。ご了承下さい。 ※神社部門で特選&入選された悠さんの住所が未記入のため発送出来ません。。 ![]() ○山野草部門 特選 堅香子の花に振るるも生きてこそ 加藤佑子 入選 カタクリの終りし山に雪残り djα カタクリと一年ぶりのなつかしさ 清野和成 春蘭を自然の中で目の保養 多田勘一 杖の鈴春蘭の山熊除けに 豊田力男 初蝶に会いし山路の静けさに 伊藤美津子 芽吹く樹の雲一片もよせつけず 伊藤美津子 ○神社部門 特選 老夫婦芽吹きの山で手をつなぎ 悠 入選 生きたいねひとりしずかの花のよに 悠 花ふふむ祢宜(ねぎ)箒目を乱さずに 加藤佑子 ○環境エコ部門 入選 ケータイもゲームもいらない春日和 清野和成 雪解道唐草模様の地震(ない)の道 加藤佑子 |
2012/06/02
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (10:12 am)
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今日は歩こう会の皆さん30名ほど訪れ、一緒に歩いて公園に咲いている花々をご案内させて頂きました。 普通に生えていても余り知られていない「ギンリョウソウ」に関心が集りました。 団体様のガイドは震災後初めてではないかな。。日常を取り戻しつつあるということでしょう。 余談:この春のかたくり祭では傘や鍵など忘れ物・落し物をしたというお電話を頂きました。未だに見つかっていないケースもあります・・・植物が生い茂ると更に探しにくくなりますので、散策の際はお気をつけ下さい。 |
2012/05/27