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山野草日記 - 最新エントリ
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最新エントリ
2005/12/24
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (8:11 pm)
師走ということで、慌しい日々を送っておられることと思います。

久しぶりに山を下り(?)市の中心部を車で通過しましたが、クリスマスということもあってか大変混雑していました。

途中、トンネル内で発生した交通事故による渋滞に遭い、現場を目の当たりにしてふと思いました。

時間や気持ちにゆとりを持てない現代人にとって、残念ながら・・これが「日常」ではありますが、もう少し別の生き方・時間の感じ方は出来ないものかな?なんて考えることがあります。

森に呼んでもらった私の、単なる贅沢なのでしょうか。

かくいう私もバブル末期に通過した新人時代、昼夜勤務でほとんど寝ずに過ごした時期がありました。日の出とともに起き出し、日が暮れたらさっさと寝る生活に憧れたものです。

失うと分かるありがたさ、ですね。


作業を通じて森とともに過ごす時間の軸とでも言うのでしょうか、明らかに違います。

自分の中に眠っている部分を刺激するのでしょうか、懐かしいような。


そう思うと、慣れっこになっている都市での生活がに思えてきます。作られたもの、と言い変えられるかもしれません。

当たり前とされていることが、本当に「当たり前」なのかどうか。
2005/12/21
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (10:20 am)
森の中に分け入ってみると、静けさの中にも様々な音との出会いがあります。

 さわさわという、安らぎを感じる木々の揺らめき
 どこからか風の一団が渡って来て、荒々しく葉を散らして去って行く

森への関心が高いせいもあるでしょう。
これほどまでに自然の音を感じたことは、今までなかったように思います。

 夏は蝉時雨
 秋は紅葉がゆらゆら舞い降り
 冬はしんしん

さて、
 春はどんな音を聴かせてくれるのでしょうか。 
2005/12/18
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:17 pm)
きたる平成18年春より大國神社の鎮守の森にて、カタクリ群生地観察会を予定しています。カタクリを始め、山野草をほぼ通年で楽しめ自然と親しめる憩いの場所を提供させて頂ければ幸いです。

山野草がお好きな方はもちろん、林内景観つくり、木工など、さまざまな作業に参加して汗を流してみませんか?
あなたが日ごろ感じていること、やってみたいことを、小さな共同活動を通じて表現してみてはいかがでしょうか。
世代を超え、経験を生かし知恵を出し合って学び合い、次の世代に受け継いでいけたら素晴らしいですね。

山野草の里山へございん】こちらもご覧下さい。
ただ今情報公開中!⇒みやぎNPO情報ネット
2005/12/16
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (3:23 pm)
鑑定という言葉は馴染みがあると思いますが、植物などの名前を調べることを、同定するとも呼ぶそうです。

何冊か図鑑を集めて比較してみるのですが、はっきりしないことが多々あります。

そんなときは公共施設の専門家を訪ねたりして、少しずつ進めています。

特徴となるポイントを押さえていないと、写真を撮って持ち込んでみても何かわからないことも・・。

そっくりな花が意外と多いのも、悩みの種です。

色々やってみて、葉の細部を丁寧に確認することで最終的に決め手になることが多いように思います。

知識と経験の積み重ねをこつこつと・・でしょうか。

花や果実と葉の両方にピントが合えば、1枚で特徴がつかめると思うのですが、たいていは両者が離れていますので、なかなか難しいですね〜。
2005/12/14
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (7:16 pm)
カタクリについて調べていると、綺麗なギフチョウが蜜を吸っている写真をよく見かけます。

典型的な他家受粉型の虫媒花、とされるカタクリ。

花粉はタンパク質に富み、昆虫の産卵に必要な栄養源だとか。

カタクリにすれば、蜜や種子+エライオソームをつくるには多くの養分が必要なので、共生関係を保つのもコストのかかる大仕事なのですね。

投資とでもいいましょうか、赤字になったら命に関わります。。

ものの本によると、一度花をつけた個体(有性段階に達した個体)であっても、翌年には再び一枚葉の無性に逆戻りする現象もあるそうです。

かと思えば何年も続けて咲くものもあり、傾向は複雑。

光合成という仕事の業績次第で景気良く咲いたり、我慢の年になったり・・人間社会に通じるものを感じます。

それもこれも子孫を残すため、なんですね。
2005/12/13
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (10:44 am)
カタクリの種子の端には、エライオソームという芳香性の脂肪酸が付いており、熟すとともに放たれるその甘い匂いに誘われ、アリが集まって来るそうです。

種子は巣に運び込まれ、脂肪酸をアリにプレゼントして外に捨てられる ・・アリの巣はカタクリの群落の外にあることが多いため、やがて生活域が広がっていくようです。

まだまだ不明な点が多い、とされるカタクリの一生。

晩秋には眠りから覚めて活動を始めているそうです ・・地下で春の準備をしているのかと思うと、思わず声をかけたくなります。
2005/12/12
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (3:55 pm)
仙台市川内の植物園を会場に、絶滅危惧種・環境問題等をテーマに公開講座が開かれました。

高度な内容になかなかついていけない部分も多かったのですが、頻発する異常気象を始め自然界から発せられている警鐘について考えさせられた連続講座でした。


 植物園の展示コーナーには、カタクリの一生を再現している立体モデルがあります。

アリの巣の観察箱のような透明断面の箱に、カタクリの地中での姿を季節ごと、成長過程ごとに見られるようになっています。興味のある方はご覧下さい。

この立体モデルにもアリやチョウなど、カタクリの仲間ともいうべき心強い虫たちが登場します。

アリがカタクリの種子を遠く巣の外にまで運ぶことによって適度に分散され、やがて群生地を形成していたのですね。

アリに子どもたちを託し、地上から姿を消すカタクリ。

やがて葉を広げ始める頭上の樹々との争いを避けるかのように。

その共生関係によって、種子が静かに広がっていく・・・イメージすると、とてもユニークな光景だと思いませんか?
2005/12/11
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (8:55 pm)
実を言いますと、私はお花についてほとんど知識がありません・・。

 かつて他のお仕事で山の中や地面の下を歩き回っていたのですが、景色を楽しむ余裕が無かったように思います。お花が思い浮かばないのです。

行く先々、眼前に姿を呈していたであろう小さき存在に気付くことなく過ごして来たのだとすれば・・なんと勿体無い!

しかし、こうして見止める機会を与えて下さったのですから、何しろ感謝です。

 図書館をまわったり、ネット検索などでカタクリについて調べているうちに出会った写真集があります。
 
山形県在住 太田威氏のカタクリ 花咲く春の森で(平凡社刊)です。

この本で、カタクリとアリとの不思議な共生関係を知り、驚くとともにちょっと感動してしまいました。

一年のうちわずかの期間を地上で過ごすカタクリ、その子どもたちが旅をして、生活圏をひろげるなんて!

典型的な早春植物といわれるその独特の生き方に、魅了されているところです。

そんなカタクリとの出会いに、これまた感謝です。
2005/12/09
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (4:55 pm)
サイカチとコウゾウの木が寄贈されました。

サイカチ(マメ科)の豆はサポニン成分を含み石鹸代わりに使われてきたとか。

花期は6月頃で大きな灰色の豆が付くそうです。成長するとかなりの太さになると聞き、スペースを広めに取って植えました。

コウゾウは、皮を使って紙を漉いたりするそうですね。こちらも楽しみです。

どちらも引越しのときに根元が傷んでいるため、なんとかこの森の厳しい冬を無事に越して欲しいと願うばかりです。
2005/12/06
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:41 pm)
ある清掃活動に参加、地元の方々から、炊き出しのおもてなしを受けました。

その席で、いつも活動を共にしている方に、自己紹介を兼ねて山野草のお話をしてみたところ、庭でカタクリを育てるなど山野草好きなのだそうです。

カタクリ等について、私なりに調べた事をお話ししていたら、近くで聞いていたご婦人が話に混じってくれました。

 “アサマリンドウ※が手に入ったの〜〜!”

と、満足そうに語る彼女も、山野草が大好きなのだそうです。ずっと欲しがっていた、宝物のようなお花だったのでしょうか。

 熱のこもったやり取りが続き、お話は蔵王のコマクサを例に高山植物の盗掘問題に及びました。

私たちにとっても、大きな課題のひとつです。

市民の皆様の財産として、小さな共同活動などを共にしながら、季節の山野草を楽しめたら・・と思います。

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※アサマリンドウ 
  日本特産の多年草。  花期は、10月〜11月。
  分布は、本(紀伊半島南部、中国地方)、四、九
  アサマは三重県の朝熊山のこと、ここで最初に発見されたためこの名がついた。

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