山野草日記 - 最新エントリ |
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2006/08/28
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (11:14 am)
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龍神ひろばの草むらに、まだ青い栗がたくさん落ちていました。 まだ残暑が厳しいとはいえ、朝晩は気温も下がり過ごし易くなってきたように思います。 都心部に住む人の話を聞くと、夜になっても一向に気温が下がらずクーラーに頼らざるを得ないのだそうです。 より多くの電力を消費する悪循環にはまり、ますます過熱するこの島にあって“森の火を消すべくひとしずくの水を運び続けるハチドリの物語”に学ぶところは少なからずありそうです。 掲示板⇒https://sanyasou.info/x/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=37&forum=2 |
2006/08/27
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (12:05 pm)
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主に水辺に生えるというツリフネソウが、なぜか今年も龍神ひろばの材木置き場から顔を出してくれました。 周辺の環境が変わってしまったので果たして出てくるのだろうか、、と気になっていたのでちょっとひと安心。 国内の野生植物としては少数派の一年草であり、光合成でできた養分は花や種子を作ることで全て消費してしまい、一年でその一生を終えてしまうとか。 いま咲いているこの花は全く新しい個体で、昨秋に散布した種子からここまでに成長したわけですね。 まさに釣り下げた舟のような独特の形態の花が終わり、緑色に熟した果実を少し刺激してやるとホウセンカのように種子を弾き飛ばします(自動散布)。 (ツリフネソウ科ツリフネソウ属 分布は本州、四国、九州の山地) 展望台への上がり口でも積み重ねた樹木の間から、ツリフネソウの小群落が現れています。 昨年までは見られなかった場所ですが、種子がここまで飛んだのでしょうか。 飛距離は最大でも3メートルあまりといいますから、これだけ離れた場所まで飛ぶとも考えにくく、、 謎。 引用: 日本にはツリフネソウ、キツリフネ、ハガクレツリフネの3種類が生育する。 |
2006/08/26
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (4:28 pm)
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杜の小径で黄花秋桐が黄色い花をつけ始めました。 10月頃にかけて広がり小群落をつくると思われます。 低い山地の山陰に生えるキバナアキギリはシソ科の多年草で、唇形の花を数段に渡ってつけます。 その名は、秋にキリによく似た黄色の花をつけることによるそうです。 分布は本州、四国、九州 |
2006/08/25
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:00 pm)
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昨今、ニュースで見聞きする現代っ子たちのイメージ群。。 いつのまにか頭の中で勝手に偏見が膨らんでしまっていたのかもしれない、と感じる事があります。 クラフト教室に参加したお子さんが、ときに子供らしく自然に(?)ちゃっちゃとなんでもこなしてみせて、大人たちを驚かせたりします。 そんな光景を目の当たりにして、こっちもうかうかしていられないと刺激を受けています。 先日のクラフトイベントではたかさんから、2本の竹の角度を調整して吹き鳴らす竹笛を教わりました。 簡単なようで意外と鳴ったり鳴らなかったりします。 あるお子さんは、数種類のタイプの笛を指導を受けるまでもなく、あっという間にマスターしてしまいました。 |
2006/08/24
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:08 pm)
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仙台湾を望む「海の見える展望台」の北側、七つ森方面には笹倉山(大森山 標高506m)がはっきりと見えます。 巨人によって造られた、という民話がある七ツ森(笹倉山、松倉山、撫倉山、大倉山、蜂倉山、鎌倉山、遂倉山)。 それぞれの山頂には薬師堂が建てられており、一日でお参りする「七薬師掛け」の言い伝えが地元に残っているとか。 |
2006/08/22
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (10:57 am)
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近く杜の小径に、児童館から2〜3歳児のお子様たちが遊びに来てくれることになりました。 大人にとっては何気ない切株や段差など、小さな彼らの目線からはどうなのだろう・・? また、好奇心であちこち歩き回るというので目が離せませんね。 カブトムシの成虫は出てきてから既に1ヶ月が経過してほぼ終わっていますが、チョウやトンボ、セミ、その他の昆虫は活動してますから、みつかるといいですね〜。 |
2006/08/21
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (2:28 pm)
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整備中の第2群生地(仮称)では歩道にチップをまいたり、間伐によって出た木材を使って手すり・柵を整えています。 柵ぐいを打ち込むために木の先をナタで鋭利に加工していたところ、ナタを振り下ろすたびできる木っ端に目が留まりました。 どれもこれも形が不ぞろいでユニークな表情を呈しており、その意外性がネイチャークラフトの素材に活かせないものか、と。 動物の耳に見えたり植物の葉っぱに見えたり、ちょっと手を加えて組み合わせれば何かできそうです。 ネイチャークラフトでカタクリなど植物も表現できたら面白そう、皆さんもカタクリを造ってみませんか? |
2006/08/19
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:00 pm)
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トンボやチョウなどは決まった道を通る習性があると聞きます。 日本最大のトンボであるオニヤンマはかなり目立つので、同じ範囲を直線的に行ったり来たりしているのがよく分かります。 以前にも書いたと思いますが、大規模な住宅地開発でそれら昆虫の移動エリアが分断され、個体が孤立してしまうというのが現状なのだそうです。 引用: 蜻蛉目・オニヤンマ科、体長60?〜80?。 縄張り意識が強い。 |
2006/08/18
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (2:06 pm)
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杜の小径(第1群生地)とは少し趣の異なる7つほどの谷間のエリア(通称第2群生地)もササ刈りが行われるなど人の手が入り、だいぶ光が差し込むようになりました。 間伐により木立ちの間の見通しも良くなり、見違えるように開放感が出てきました。 落葉の秋ともなれば、更に深い範囲までの視界が開けると思います。 このエリアは大國神社御本宮の背後に位置しており、かつては人の手が入っていたもの鎮守の森として残されてきたものですから、その一部が公園化されてからも大切に利用していただきたいと思います。 もちろん禁煙。 タバコの投げ捨ては山火事の原因となりますから絶対にやめましょう。 野生動植物たちも嫌がります。 一般公開の時期はホームページ等を通じてお知らせしてまいります。 |
2006/08/17
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:39 pm)
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飼育ケースのカブトムシの手入れをしていたところ、土の中から球形の卵とふ化した幼虫が現れました。もぞもぞと動いています。 故郷、大市山の腐葉土を足し、霧吹きで水分を与えています。 卵は周りの水分を吸って元の倍くらいの大きさに膨張するとされ、4ミリ近い大きさの白い卵がころころと幾つも埋まっていました。 3〜4ヶ月かけて2回脱皮し11月か12月頃には3れい幼虫になるといいます、うまく越冬できますように・・ 一方で、およそ1ヶ月を経過したためか、もはや動かなくなってしまった成虫も出てきました。 襷を受け取った彼ら。 慣れない飼い主のもとで心もとないかもしれませんが、あとは独りで生きていくしかありません。 |