山野草日記 - sanyasouさんのエントリ |
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最新エントリ
2006/08/19
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:00 pm)
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トンボやチョウなどは決まった道を通る習性があると聞きます。 日本最大のトンボであるオニヤンマはかなり目立つので、同じ範囲を直線的に行ったり来たりしているのがよく分かります。 以前にも書いたと思いますが、大規模な住宅地開発でそれら昆虫の移動エリアが分断され、個体が孤立してしまうというのが現状なのだそうです。 引用: 蜻蛉目・オニヤンマ科、体長60?〜80?。 縄張り意識が強い。 |
2006/08/18
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (2:06 pm)
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杜の小径(第1群生地)とは少し趣の異なる7つほどの谷間のエリア(通称第2群生地)もササ刈りが行われるなど人の手が入り、だいぶ光が差し込むようになりました。 間伐により木立ちの間の見通しも良くなり、見違えるように開放感が出てきました。 落葉の秋ともなれば、更に深い範囲までの視界が開けると思います。 このエリアは大國神社御本宮の背後に位置しており、かつては人の手が入っていたもの鎮守の森として残されてきたものですから、その一部が公園化されてからも大切に利用していただきたいと思います。 もちろん禁煙。 タバコの投げ捨ては山火事の原因となりますから絶対にやめましょう。 野生動植物たちも嫌がります。 一般公開の時期はホームページ等を通じてお知らせしてまいります。 |
2006/08/17
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:39 pm)
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飼育ケースのカブトムシの手入れをしていたところ、土の中から球形の卵とふ化した幼虫が現れました。もぞもぞと動いています。 故郷、大市山の腐葉土を足し、霧吹きで水分を与えています。 卵は周りの水分を吸って元の倍くらいの大きさに膨張するとされ、4ミリ近い大きさの白い卵がころころと幾つも埋まっていました。 3〜4ヶ月かけて2回脱皮し11月か12月頃には3れい幼虫になるといいます、うまく越冬できますように・・ 一方で、およそ1ヶ月を経過したためか、もはや動かなくなってしまった成虫も出てきました。 襷を受け取った彼ら。 慣れない飼い主のもとで心もとないかもしれませんが、あとは独りで生きていくしかありません。 |
2006/08/16
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (11:50 am)
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数種類確認されているハグマのひとつ、オクモミジハグマが風車状に白い花を展開しています。 その名のとおり紅葉のような形の葉をしています。 (奥紅葉白熊 キク科モミジハグマ属 分布:本州、九州北部) |
2006/08/15
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (2:01 pm)
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雑草云々と似たような考え方として益虫害虫という括り方もあろうかと思います。 7月から9月頃、各地での野外活動の季節にもっとも危険な繁殖期を迎えるスズメバチ。 その存在はとても厄介に感じますが、イモムシやハエ、クモなどを捕食する益虫とも言われています。 ある植物にとっては花粉を運ぶポリネーター(送紛者)としての大切な役割をクマバチやハナバチ、アブ、ハムシたちが担っています。 昔のように自然界と居住区とを行ったり来たりする煩わしさを捨て、都市部での生活に慣れ切って本能的な危機回避の術を失っているように感じます。 そっと隠された人工物を探す「カモフラージュ」ゲームで地面を凝らしてみた時の感覚・・研ぎ澄ませていけたら観察力も鍛えられるのでは、と思います。 子供に混じって、大人の皆さんも是非やってみてください。 |
2006/08/14
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (11:46 am)
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ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)が杜の小径のあちこちで咲き始めました。 地表に近い葉ほど表面に独特の班が濃く残り、頂部にいくにしたがって徐々に模様が薄くなっていくようです。 花暦⇒https://sanyasou.info/doc/hana/yamagino.html |
2006/08/14
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (11:36 am)
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コバギボウシ(小葉擬宝珠:ユリ科ギボウシ属) 【分布】 北海道/本州/四国/九州 目当たりの良い草原の湿った土地で淡紫の花をつけます。 |
2006/08/12
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (7:57 pm)
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山野草公園イベントとして、今日はクラフト教室を開きました。 朝から降ったりやんだりのお天気に、スケジュールをどうしたものやら…右往左往していました。 台風こそ去ったものの、あまりに不安定なお天気なので参集殿ロビーへ会場を移し、三浦たかさんの指導のもと、枯れ枝や松ぼっくりなどを使って思い思いに創作をしつつ、晴れてからは植物の陰にそっと置かれた人工物を探す“カモフラージュ”をしました。 私も参加してみたのですが幾ら探しても全部は見つからず、とうとうタイムアップしてしまいました。。 探し物は子供のほうが好成績だったようです。 それにしても先入観が強すぎたのか、造花を見破れなかったのには正直参りましたよ。(-_-;) 周囲に溶け込んでカモフラージュ・・ |
2006/08/09
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:45 pm)
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昨日はたかさんの指導のもと、杜の小径でフィールドビンゴを行いました。 私自身初めての参加となります。 ビンゴカードに書かれた杜の探し物を、子供たちは次々にクリアしていきました。 “つる”が意外と見つからず、居合わせたお子さんとやきもきしたものです。 “季節を感じさせるもの”は蝉時雨かな。 立秋を過ぎたものの炎天下の猛暑のもとでの野外活動に、こうすれば良かった!という反省点が残るとともに、広く野生の動植物の特性を知る必要性を痛感しました。 今日は、モンゴルの移動式住居ゲル一式を搬入しました。 台風が接近しているようで、お天気が気がかりです。 イベントをお手伝いしてくれるボランティアスタッフを募っています。 8月12日午前8時頃から、一緒にゲルを建ててみませんか? ![]() |
2006/08/07