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山野草日記 - sanyasouさんのエントリ
 sanyasouさんのエントリ配信

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2009/09/05
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (1:40 pm)
仙台市野草園内、仙台市の植物相調査事務局を訪ね、24点の植物標本(野生種)を提出させて頂き、これで目標の最低ラインである100点はなんとか達成できました。10月末までの期間、できる限りのフィールド活動・成果を積み上げていきたいと思っています。

 今回は山野草公園だけでなく、広瀬川(広瀬橋周辺)や芋沢川支流の川辺に生える野生植物も合わせて採集、乾燥させて標本としました。

 学名を始め、標高や緯度経度など添付ラベルに必要な情報も、今はインターネットを少しいじれば居ながらにして分かるのですから、便利になったものです。

 ただし、生命を捧げてくれた(私が奪った)植物たちの名前、「同定」だけは草木と直接向き合い、彼らが発する情報を五感を使って記録し、最終的にはその科の専門家に確認をお願いすることになります。

 生きているひとつの植物を自らの手で根こそぎ掘り取るときは、とても気が重く合掌してしまうのに、草刈機で大量の「雑草」を刈り払うときはあまり何も感じない・・・根っこが残るとまた鬼のように生えてくる逞しさ、強かさを知っていますからね。

 (通算4回目寄贈分:ヤマユリ、ヤマジノホトトギス、ノアズキ、ハエドクソウ、ヒメキンミズヒキ、ツユクサ、クルマバナ、ノダケ、タケニグサ、ノササゲ、モミジガサ、タマブキ、タデの一種、コニシキソウ、Lespedeza sp.、オオイタドリ、ヨウシュヤマゴボウ、ミズヒキ、コナスビ、メマツヨイグサ、アブラツツジ、ゲンノショウコ、トリアシショウマ、ノコンギク)
2009/08/28
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:29 pm)


低い山地の山陰にはえるシソ科アキギリ属の多年草、黄花秋桐が唇形花を開き始め、基部が三角状ほこ形をした独特の葉を広げています。花冠の先には、雌しべが長く突き出しています。

昆虫がキバナアキギリの花冠にもぐりこみ、退化した葯(紫色)を押すと、花粉を付けた葯が下りてきて昆虫の背中に花粉を付ける仕組みになっているそうですよ。

 中部〜近畿地方に咲くアキギリは紫色をしています。

 学名 Salvia.nipponica Miq.  和名 キバナアキギリ

⇒花暦 キバナアキギリ
2009/08/27
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:50 pm)
 モミジガサの葉

 学名: Parasenecio delphiniifolius (Siebold et Zucc.) H.Koyama
 和名:  モミジガサ

今日は初めて地域の川へ出張して、植物相調査・標本採集を行いました。

 芋沢地区からは、地元の小学校の自然観察クラブも調査に参加していますよ。

 流量の少ない半日陰の川辺では、モミジガサやハグマがキク科特有のくるくるとした花を開いていました。

ここでも不法投棄問題を抱えており、通るたびに目に付くのですが、毎春地元の建設会社が主体となって、ごみを回収して下さっているそうです。

引用:
芋沢川(いもざわかわ)は、宮城県仙台市青葉区を流れる名取川水系広瀬川支流の一級河川である。江戸時代には沢内川と呼ばれていた。
2009/08/24
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:18 pm)


日当たりの良い野原などにつる状に生える、マメ科の多年草です。

 学名: Dunbaria villosa (Thunb.) Makino
 和名:  ノアズキ
2009/08/24
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (12:02 pm)
 境内地に点在している・・テッポウユリ?
2009/08/22
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:31 pm)


日本特産のつる植物で、別名キツネノササゲと呼ばれます。マメ科ノササゲ属の多年草。

 学名: Dumasia truncata Siebold et Zucc.
 和名:  ノササゲ
2009/08/22
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:18 pm)


野草園の調査事務局へ同定をお願いしました。
2009/08/22
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:02 pm)


一年草のツリフネソウが昨年弾き飛ばした種子から、次世代が現れています。既に花を落としているものもあります。

 沢辺など湿地を好むこの花は「ばね」の力を利用して飛ばした種子を渓流の水の流れに乗せるなどして、未知の土地へと子孫を送り込み広がっていきます。

 学名: Impatiens textorii Miq.
 和名:  ツリフネソウ

⇒花暦 ツリフネソウ
2009/08/21
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (12:10 pm)


 中国から伝えられた、キキョウ科キキョウ属の多年草。
 境内の意外な?ところに分布しています。

 学名: Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC.
 和名:  キキョウ
2009/08/21
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (12:00 pm)
 野竹

山野の林内などにふつうに生える、セリ科シシウド属の多年草。

 通常暗紫色の花をつけますが、まれに淡緑白色の花をつけることも。
 
 学名: Angelica decursiva (Miq.) Franch. et Sav.
 和名:  ノダケ

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