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山野草日記 - sanyasouさんのエントリ
 sanyasouさんのエントリ配信

最新エントリ
2006/04/25
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (4:20 pm)
カタクリについて多数のお問い合わせを頂戴しています。

花が終わってさく果となった個体も大分目に付くようになってきました。

イワウチワもほぼ花を落とし・・残った赤い部分が目立ってきています。

入れ替わるように、チゴユリやマイヅルソウ、ヒトリシズカ、フタリシズカ・・・

私の頭では到底整理がつかないくらい・・続々と、春を謳歌する小さき者たちが姿を現しています。
2006/04/24
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (3:59 pm)
来年公開予定の8つほど連なる谷では、現在公開中の杜の小径に比べてカタクリ、ショウジョウバカマ、イワウチワなどの開花時期が少し遅くなる傾向があります。

地山を覆い隠す枯葉のぶ厚い層の下はたっぷり水が蓄えられていて、足がめり込むほどです。

辺縁部に沢が流れる湿潤な土地柄に、通年で吹くのでしょうか冷涼にして力強い風・・それらが特有の生育環境を作り出しているようです。

ショウジョウバカマとカタクリたち。マイヅルソウも仲間入り。
2006/04/23
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (4:08 pm)
今日は杜の小径のメッシュ観察日。
いつものように野帳に記録をとっていたところ、一部のカタクリの葉の表面に黄土色の何かが付いているのを見つけました。
どうやら、カタクリの葉に寄生して生育を阻害するといわれる「カタクリさび菌」の仕業のようです。
感染範囲はまだ小さいようですが、葉の裏側から表側にまで侵食しているように見えます。

どのように対処したらよいのか調べてみようと思います。
さび菌についての情報をお寄せいただけると幸いです。

引用:
NewtonSpecialissueより:カタクリさび菌は分類学的にはキノコ類に近いカビの一種で、カタクリの葉に寄生してさび病を起こす。
2006/04/22
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (5:29 pm)
昨年の初夏の頃お声掛けをいただき山野草の森づくり活動に加わり・・気が付いたらそのまま居付いてしまいました。

春になってこんな風景が広がったらなぁ〜、という漠然としたイメージを想い描いていました。
ふかふかとした春の温かい風が吹く野原一面を埋め尽くすカタクリ。

それが、今まさに目の前に広がっているなんて。
なんだか不思議です。 
2006/04/21
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (6:12 pm)
全身に産毛を生やし花芽を鈴なりにしてくるまっていたイカリソウが開花しました。
実物は初めてなのですが、なるほど独特の形をしていますね。

花暦⇒https://sanyasou.info/doc/hana/ikari.html


独特といえば金色に輝くトリアシショウマもその名の通りの格好です。

モミジハグマも出てきました。包まった葉を広げてみると確かにモミジのような形をしています。
  これがああなるなんて・・成長した姿からは想像もつきませんでした。 
2006/04/20
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (11:43 am)
山野草日記をつけるために毎日暦を見ています。

毎年4月20日頃には春の温かい雨が降り穀類の成長を助ける、といわれているようです。


 午前10時頃霧に包まれた杜に入りましたが、今朝のカタクリは一様につぼみを閉じたままでその温かい雨を受け止めていました。
 晴れ間が戻ってきたら、きっと以前にも増して生気を取り戻して咲き誇る事でしょう。


 ※イワウチワの見頃がピークを超えそうです。お早めにお越しください。
2006/04/19
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (1:58 pm)
南斜面のシュンランがいっせいに花を広げています。

 観察中のカタクリの花が落ち始めてきました。

さく果が顔を出しています。

 枯葉に囚われたまま花を開いたカタクリもありました。今回は開放してみましたよ。
2006/04/19
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (1:24 pm)
お陰さまで連日杜の小径に訪れた人々の楽しそうな声が響いています。
お話を伺ってみてわかったのですが、ニュースのソースによっては「平たんな公園」をイメージしておられた方が多いようです。

境内の神社施設は立体的に展開し、大市山の頂き一帯が自然の公園となっています。
仙台市営バス停留所・大國神社前からは上りの舗装路となっており、のべ800メートルほどの第1期公開の散策コースも起伏に富んでいまして、歩いているうちにひと汗かくくらいです。

お問い合わせを頂いたときには“なるべく運動靴でお越しください”と伝えるようにしています。

 入口には、鈴のついたつえを用意してありますので、ご自由にお使いください。使い終わったら元のところに戻してくださいね。 
 坂や階段が多いため、申し訳ありませんが車椅子使用での入山は困難なコースです。ご了承ください。杜に入れない方のために案内板付近には、小径の真中に出てきたカタクリを鉢植えにして観察しています。なんとか花を開いてくれてほっとしています。
2006/04/18
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (2:01 pm)
日々のニュースでサクラを始め、各地の花々の近況が続々と伝えられていますね。
今朝のテレビ放送では、県外のカタクリの名所とそこで手入れをしている人々が紹介されていました。
その中で、やはり「アリ散布」に触れていたのですが、諸説あるようです。

*アリがカタクリの種を自分たちの卵と勘違いして運ぶ、という説。

  昨年来、山野草のことを調べ始めているうちに図書館で借りたビデオではそのように解説されていました。
  種の成分がアリの卵の成分に近く、巣に運んだものの勘違いに気付いて巣の外に捨てるため群生が広がっていく 〜 といった内容だったと思います。

エライオソームという芳香性の脂肪酸に誘引され巣に運び、かじりとって食料として蓄え残りを巣の外に捨てる 〜 という説。


 長く続く共生関係が成立しているのは、後者のようにも思えます。
 カタクリの周辺にも謎あり。。
 
 今日は第2期公開部分のメッシュ観察日でしたが、ワクの中をアリが盛んに歩き回っていました。
 まだつぼみが多いエリアなのですが、さく果の出現を待ちきれないかのようです。
 ホントのところを聞いてみたいものです。
2006/04/17
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (12:31 pm)
今シーズン開花第1号のカタクリがいつのまにか花をすっかり落とし、緑色のさく果が現れていました。この実は地下の鱗茎から養分をもらって大きくなるそうです。
それにしても、実に色んな姿を見せてくれる植物なんですね。

 これから種子が熟していき裂開を始めたら、あとは・・アリたちの出番を待ちますか。
 ここ数日の陽気で群生するカタクリが見られるようになりました。
 昨年よりも群生範囲が広がっているようです。

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