山野草日記 - sanyasouさんのエントリ |
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最新エントリ
2006/09/26
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (4:58 pm)
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夏のあの酷暑が嘘のように感じられる今日この頃です。 暑さに弱い私ですが、どうにか今年も乗り切りました。。 写真はカワラタケの一種ではないかと思うのですが、いかがでしょう? 杜の中ではいつのまにかセミの鳴き声がぱったりとやみ、秋の虫たちの涼しげな音色へと移行しています。 一見すると過酷な生存競争を繰り広げているとは思えないほど、花も虫もそれぞれの時期を譲り合い生命を謳歌しているように見えます。 |
2006/09/25
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (2:28 pm)
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もうすぐ彼岸明けを迎える時期となり、大市山では赤白のヤマハギがあちらこちらで見られるようになりました。 先日も書かせて頂きましたが、現在整備中の第2群生地では大まかなコース作りが整い、これからテラスやベンチ・テーブルなどを作っていこうと計画しています。 既にあるものを改造してイベントや休憩場所に使える屋根つきのフリースペース等も考えています、出来上がったらご案内しますね。 猛暑が去った7つの谷間を駆け抜ける風はとても清々しくて心地良くて、ここでネイチャーゲームを訪れた人々と楽しんでみたい、そんな気持ちです。 待ちきれなくて、20枚ある「動物カード」の中から身近なひと数人に《動物交差点》ゲームを紹介してみました。 ネイチャーゲームの4つに分かれたカテゴリーのうち最初のステップに属するゲームで、打ち解けた雰囲気を作ることもできます。 百聞は一見にしかず! 開催の折は皆さんもぜひ参加してみてください。 |
2006/09/21
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (9:10 pm)
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広瀬川清掃プロジェクト 掲示板でもお伝えしています。広瀬橋会場を含む10箇所の会場で行われる広瀬川の一斉清掃に参加しませんか 日時:9月30日(土) 午前10時 仙台市青葉区長町・広瀬橋たもと集合 軍手長靴持参 駐車可。参加無料。 広瀬川1万人プロジェクトとして一斉清掃を行います。 お誘いあわせの上ご参加をお待ちしています。 団体でお申し込みの場合は事前に連絡をください。 【NPO法人 広瀬川の清流を守る会】 http://www.hirosegawa.com/ ☆広瀬川通信☆ ・9/27(水)午後3時〜 国交省仙台(事)第1回「広瀬川利用環境改善勉強会」 午後7時〜 公開講座太白区中央市民センター3階 第二小会議室 テーマ 第1回「魚がのぼりやすい川づくり」〜基礎編〜 講師 国交省仙台河川国道事務所 調査第一課長 佐藤 正明氏 ・9/30(土)一万人委員会 清掃実施(広瀬橋地区) 交流会実施 ・10/14(土)10時〜 広瀬橋 広瀬川清掃と芋煮会 ボランティ歓迎 軍手、長靴持参のこと ・10/25(水)午後7時〜 公開講座 第2回「魚がのぼりやすい川づくり」〜協働編〜 |
2006/09/20
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (3:51 pm)
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守る会の小屋に住んでいるカブトムシの幼虫たち。 様子を見ようとフタを開けたら、既にいないはずの成虫♂がちょこんといるではありませんか。 何処かの誰かさんが見つけて持ってきてくれたのでしょう。 さっぱり見当もつきませんが、ありがとうございました。 私に驚いたのか、前足を大きく広げ威嚇のポーズ(?)まで披露してくれて、なんだか微笑ましくて嬉しくなりました。 事務所に残っていた昆虫ゼリーを与え、登り木を立て、霧吹きで水分を補給しました。 今、彼の足元の土中では何匹かの幼虫が、きたる羽化の日に向けて一心不乱に腐葉土を食べまくっている最中です。 できれば彼の相手も見つかると良いな ・・良縁成就祈願。 |
2006/09/19
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (4:59 pm)
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山野草を守る会とその協力者の人々の地道な活動により、第2群生地(仮)歩道への木材チップ敷設作業がほぼ終わりました。 思えば炎天下、しつこくまとわりつくブヨ・やぶ蚊軍団とのあくなき闘いの日々でありました。 いま、整備されたコースに広がる風景はそんな苦労を微塵も感じさせないほどにさっぱりとしています。なんと清々しい! 私自身は諸般の事情により、今シーズンはあまり現場作業に参加できなかったので、一部の人に負担を強いてしまい申し訳ない、、という気持ちが今になって湧いています。(中心人物の彼は、いったい何リットルの汗を流したんだろう!?) メンバーの得意な分野で、おのおのの引出しを共有しつつひとつの目標に向かって歩んでいけたら ・・いつかその成果をともに喜び合えたら、そんな想いをエネルギーに変えて前に進みたいです。 春が待ち遠しい。 |
2006/09/18
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (5:15 pm)
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時間の経つのは早いもので、どたばたしているうちに一週間近く更新できなかった事に今し方気付きました、、 その間はというと、たかさんの活動を通して出会ったネイチャーゲームを広めている(社)日本ネイチャーゲーム協会によるリーダー講習会の合宿に参加させて頂いておりました。 (協会ホームページもご覧下さい⇒http://www.naturegame.or.jp/index.html ) 写真は、自然体験活動推進協議会 CONE というNPO団体シンボルデザインの原型になったフウセンカズラの5ミリほどの小さな種です。 CONE(通称コーン)は、自然をキーワードに活動している団体が手をとり合って生まれたものなのだそうです。 自然にできたハートマークがユニークですね。 エコキャンプみちのくでの合宿中は参加者みずから“呼ばれたい名前”をネームプレートに表示する事になり、私はこのブログのハンドルネームそのままに3日間 sanyasou なる人間になりきって過ごしました。 参加してあらためて感じたのは、ネイチャーゲームの本当のねらいや理念とそのプログラムの奥深さでした。 言うまでもなく、ただ単に自然の中でゲームを楽しむという活動ではありません。 もともと口下手なのですが、私なりの表現方法でこどもたちと自然とのつなぎ役の一助となるべく、模索していきたいと思っています。 最後になりましたが、合宿中にお世話になった様々な人々に、有難うございました!と言わせてください。 こんな(どんな?)私ですが、またどこかでご一緒させてくださいね。 引用: フウセンカズラの花言葉 : あなたと一緒に飛び立ちたい |
2006/09/12
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (8:39 pm)
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「はじめましてカード」を使ったネイチャーゲームをたかさんに教わり、オリジナルカードを作ってみんなでやってみました。国際交流の場などでも行われているそうです。 初対面者どうしが自由に相手を見つけ挨拶してまわりながら、カードにあらかじめ用意されている8つほどの項目についてどう思うか聞いてみるのです。 例えば“森のなかで食べたいものがありますか?”とか“野に咲く花で好きなものはありますか?”といった具合です。 相手の名前とこたえをカードに記入していき、次の相手をみつけてやりとりを8回繰り返します。 簡単な質問をきっかけに話題は広がり、見知らぬ相手が少し身近に感じられるので、イベント等の冒頭に行うと効果的ですね。 そしてゲームの終わりに「こんなユニークな返事が返ってきた〜」とお披露目して感想を述べ合いました。 イベント参加者が多数になると限られた時間内に打ち解け、多少なりとも知り合うのは困難かと思いますので、質問の中に集いの趣旨に沿うようなテーマを少しでも持たせると面白いのではないか、と感じました。 |
2006/09/05
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (11:44 am)
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今にも動き出しそうなクラフト人形たち。 ![]() 大木を取り囲むようにして高床の家を建てる“ツリーハウス”のジオラマです。 その周りでは、ツリー(&フリー)クライミングを楽しむ風景が見られます。 海外では中心となる樹木はそのまま生かしてアンカーボルトを打ち、床下に鉄骨の梁を展開する構造が一般的だそうです。よく見ると細部まで再現されていて、毎度ながら驚かされます。 家に降った雨水は、吹き抜け(突き抜け?)の木を伝って下に落ちていきます。 |
2006/09/04
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:22 pm)
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この夏、多くの家族連れが山野草公園に足を運んでくれました。 目的は様々であったと思いますが、やはり野生の昆虫の存在は大きかったのだと認識を新たにしています。 猛暑の盛、野外活動に訪れたお子さんたちが、山野草公園事務局のホワイトボードに残していってくれた落書きにこめた彼らの想いが、今でも残っています。 このホームページを立ち上げるときに「入山のマナー」についての記述の必要性を感じ、崖など危険箇所等の注意を促すページを設けたのです。 あらためて読み直してみると ・・実態を鑑みていずれ手直しも必要かもしれませんね。 入山時の準備・マナー⇒https://sanyasou.info/doc/manner.html 昆虫採集に関して、カブトムシに代表されるように人気のある昆虫を人工的に殖やす態勢が確立しておらず、噂だけが先走っての乱獲をやはり恐れました。 ある施設では子供たちにプレゼントしようとカブトムシを大量に飼育していたものの、盗難にあってしまったケースがあったと伝え聞きます。 ほんの目先の事で将来の豊かな実りを失うなんて、とても残念です。 今、公園事務所ではわずかながら、飼育ケースの中でカブトムシの卵から孵化した幼虫が腐葉土を食べています。 その一匹が齢を重ね、蛹となり成虫になって地上に這い出し羽ばたくに至るその過程、一生をイメージすることで、小さな命も粗末にはできないのだということを私なりに体感してみたいと思います。 |
2006/09/02
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (12:47 pm)
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「山の見える展望台」から望む、今日の泉ヶ岳(標高1,156m)です。 仙台近郊のスキー場や野外活動の拠点として親しまれていますが、海からの風にのって都市部の汚れた空気がそのまま運ばれてくるため、その悪影響が懸念されているそうです。 他人事ではありませんね。。 杜の小径に入ってまず気付いたのは、あれほど洪水のように降り注いでいた蝉時雨がおさまり、しとしとと小雨のように感じられた事です。 その名も秋らしいキバナアキギリの黄色い花が日に日に増え、赤とんぼが数多く飛び交うようになりました。 そろそろヤマハギも咲き出すことでしょう。 |