山野草日記 - 最新エントリ |
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2008/06/06
2008/06/06
2008/06/05
2008/06/04
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:52 pm)
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ヒメシャガは一部を除いてほぼ花期を終えています。来年をお楽しみに。 ヒメシャガの地方名として、あわあやめ(秋田北部)、えどあやめ(釜石)、ひめあやめ(青森)などがあるようです。 福島県郡山市の市花となっており、松尾芭蕉・奥の細道にも登場してくる花とか。 |
2008/06/02
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (8:20 pm)
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ちょうど一年前、宮城県森林インストラクターの調査員2名の方がボランティアで山野草公園内の樹木・植物名調査を行って下さり、昨年度は植物に付けられた紙の荷札が滅失しないうちに50点につき木製の番号札を付けておきました。 あれこれと標札のアイデアをめぐらすのですが、景観を損なわず安価でユニークなものをと欲張って考え出すとなかなか実行に移せませんでした。<いいわけ。。 そのうちに木の札も劣化してしまったり、恥ずかしながら誤って下草と一緒に刈り込んでしまうケースも出てきてしまい ・・泉ヶ岳で見かけた方式を取り入れ、見かけよりもまず情報を残す事を優先することにしました。 ラミネートした樹木名を木に直接貼り付けるものです。 |
2008/05/31
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (12:00 pm)
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「さく果」と呼ばれ、通常3つに分かれた部屋の中に種子を実らせたカタクリ有性個体たちの今。 有性段階に達すると同時につける2枚の葉は既に枯れ透明になって、見る影もありません。 これまで、地下鱗茎から地上部へ養分を送り続けて、日に日に重く肥大化するさく果を支えていた細長い茎は、その使命を終えたかのように地に臥しています。 いち早く地上に出た個体でしょうか、既に完熟裂開して種子をばら撒いていました。 地上に降りた種子から発せられる甘い芳香性のエライオソームという付属体(脂肪酸) に惹かれ、今度はアリたちが仲間を集め組織的に運んで行くといいます。 見ようによっては、これからがアリたちにとってのかたくり祭、収穫祭の始まりなのかも・・ アリたちに散布を託すわけですから、生活圏が広がるといっても実にゆっくりとしたもの。 さらに厳しい生存競争を潜り抜け、わずかの確率で発芽に至るカタクリのこどもたち・・・頑張って! |
2008/05/31
2008/05/29
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (8:10 pm)
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BG Plants 日本植物学名検索システム というサイトが一般公開されています。 簡易検索、詳細検索、分類体系等のメニューから和名、キーワードを入力していくと学名を知る事ができる仕組みのようです。 システムを創った中心人物の頭文字をとって通称「Yリスト」と呼ばれています。 →http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html |
2008/05/28
カテゴリ: 山野草日記 :
執筆者: sanyasou (1:53 pm)
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当会の長老が水彩でギンリョウソウを描いてくれました。(一部) 参集殿のロビーやレストラン内で、熟年コンビによるコラボレーション?水彩画&写真展示を行っておりますので、お越しの際はご覧下さい。 初めて見た方からは「タツノオトシゴみたい」と言う感想が漏れ、「不気味」と言われたり「綺麗」と言われたり、人によって反応が分かれるのもこのユニークな植物ならではかもしれません。 そのままふわふわと浮かび上がりそうな?陸のものとも海のものとも思えない・・不思議な存在感があり、全土に生える割に案外知られていないのも不思議と言えば不思議です。 菌根植物とか腐生植物と呼ばれるこのギンリョウソウもまたそうですが、まさにあの手この手。したたかに子孫を未来へ残す術を探し続ける植物たちの存在を知れば知るほど、その不思議な世界に魅せられていきます。 |
2008/05/26