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山野草日記 - sanyasouさんのエントリ
 sanyasouさんのエントリ配信

最新エントリ
2006/01/24
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (8:37 pm)
カタクリについて調べてみるにつれ、その生態がなんともユニークというかひょうきんな植物に思えてきました。
 
 カタクリには、年々地表から離れ深く潜っていく、という傾向があるそうです。

仙台市植物園の立体モデルを改めて見直すと、確かにその様に再現されていました。

何年にも跨って生き続ける多年草として「生長」するなかで、養分の収支がうまくいっていわば「貯金」ができたカタクリは、芋のような鱗茎が大きくなっていきます。
これはデンプンで栄養価が高いため、他の動物がこれを求めてやってきても不思議はありません。

 年々潜るのは、カタクリが進化の間に身に付けた護身術のほんのひとつでしょうか。
 
このことから花を付ける実力を持ったカタクリほど芽が出るのは遅くなるという傾向もわかってきます。

どきどきしながら・・じっくり待ってみることにします。

引用:
カタクリは旧鱗茎の下部に新しい鱗茎が付いていくため、更新が進むにつれ地中深く潜っていく
2006/01/19
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (6:50 pm)
境内地では8月下旬頃から10月中旬頃にかけてヤマハギを観ることが出来ます。
萩は野草園の萩まつりなど宮城では人気のある花で多くの花見客で賑わいます。

昭和29年に宮城県の郷土の花としてミヤギノハギが選ばれています。

県民の葉書による投票で96%という大多数を集めての選出だったようです。

候補として残ったのはミヤギノハギ、シダレザクラ、センダイハギなど。

仙台市の市花はハギ。

これは昭和46年に健康都市宣言十年を記念して市民の投票により選ばれたそうです。

 ・・・余談ですが、ヌスビトハギというのもありますね。

⇒ヤマハギのページへ
2006/01/17
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (5:23 pm)
外周コース奥、柵の外側の崖付近に大きめの足跡を見つけました。

蹄の先が二つに分かれた、歩幅の比較的大きい動物のようです。

早朝に何度かカモシカが目撃されています。

各地に鹿にまつわる踊りが伝承されており、一堂に集めたお祭りも開催されているようです。
引用:
川前の鹿踊り芋沢に伝わる獅子舞の一種で、1973年県民俗文化財指定。頭に鹿の面をかぶり、腹太鼓をつけた一人立ちの踊り手数人によって踊られる。川前の鹿踊りは剣舞と対にして演じられる。かつて稲の害虫が大発生し、不作になりかけたときに十頭の鹿が現れ害虫を退治し豊作に導いたのが起源という。(仙台市のホームページ 河水千年の夢・広瀬川 より)
2006/01/15
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (1:25 pm)
ここ大市山(おおいちやま)で「ハナヌスビト」という植物が咲いているのを指摘してもらったことがあり、初めてそんな紫の花の存在を知りました。

桜の木などを折って持って行く人のこともそのように呼ぶようです。


昨夜は松梵祭。

山野草のPRにと拙い看板を作ってコースの入口付近に掲げていたところ、ご夫婦と思しき熟年二人が足を止め話し掛けて来てくれました。

 “楽しみ”とご婦人。

 “盗られるんじゃない?”と、過去に盗掘被害に遭ったある観光地を例に旦那様からご忠告を頂き、その昔道路に面した花壇から職場の同僚が植えた花を持って行かれた事を思い出しました。

残念なことですが、盗る人はどんな手段を使ってでも実行せずにいられないものでしょうか。

ある資料によると、盗掘集団がアルバイト学生を雇って斜面に横並びにローラー作戦を仕掛けたケースがあるようです。管理者にさるぐつわをして木に縛り付けて逃げていったそうです。。

 花に限らず山菜取りなどにも暗黙のルールがあるように、配慮があってしかるべきと思います。
 
2006/01/12
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (5:45 pm)
昨年秋、ちょうど萩祭りの期間中に仙台市野草園を見学しました。

市民が集まって琴や篠笛などの音楽を楽しんでいました。

園内の図書室を訪ね、山野草関連の書籍を探したところ花言葉の本が数冊ありました。
ひとつの花に幾つもの花言葉があるようです。

 カタクリなら「寂しさに耐える」「嫉妬」「初恋」「気がかり」など。

ある本では365日の花として、例えばカタクリを3月27日の花としています。

 面白いと思ったのは、 8月17日:ホウセンカの“私にふれないで”。

 ちなみに、ホウセンカと同じく種を弾くツリフネソウ(写真)は“安楽”だったりします
2006/01/10
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (8:11 pm)
大雪に見舞われている日本海側での被害の模様を、連日ニュースが伝えています。

「屋根から落ちない重い雪」が、現地の住民にとってこれまで経験のなかった脅威だそうです。

こちらもコース内の橋がふと心配になり、橋の上の雪かきをしました。

歩いているうち、マリンブーツの上端から雪が入り込むくらいの深さになってきました。

雪のない頃の地形、道の形状が分かっていますからなんとか歩けるというものです。


 帰りに、入り口付近の杉林で、キティの手鏡を拾いました。

 子供用のようです。

 冬期はコースを閉めていますので、家族の方は十分ご注意ください。
2006/01/09
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (4:37 pm)
電力の話題が続きます。

NHK教育テレビ(ETV)で放送された、青森県六ヶ所村のドキュメンタリー番組を見て圧倒されました。

巨大開発計画が当初描かれたビジョンから外れ、止まることなく変容していった経緯には驚かされます。

折りしも隣の東通村では、昨年12月から東通原発が本格的に営業運転を開始。

 私事ですが予定地の地盤調査業務で、かの地を最後に訪れた平成7年秋から、ちょうど10年目です。

 恥ずかしいことに、六ヶ所と東通を行ったり来たりしながら、地元で何が起こっていたのか当時は全くと言っていいほど無関心でした。

 反対運動が起きていて、時にヤードの周りでは騒然としているのを横目に、なんら疑問も持たずに黙々と就労していたものです。

 遅まきながらその後数年経って、この巨大技術の塊に関心を向け始め新聞記事をスクラップするようになりました。

 単に白か黒かで語り尽くせない、なんとも出口の見えない世界に入り込んでしまったのでしょうか。
2006/01/07
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (7:45 pm)
風力や水力、バイオマスなどを利用する「自然エネルギー」。

前回の日記で取り上げさせて頂きましたあるコンサートツアーでは、全ての電力をグリーン電力でまかなっており「CO2を出しません」とリーフレットに明記されていました。

使う電気の種類を自分で選び・買うことができる・・ということを伝えているようです。

こういったメッセージが、コンサートの演奏の合間に発信され、自然に受け入れられるのも時代なのでしょうか。

 メッセージ・ソングや、目的達成のための資金を集めるチャリティコンサートというのは昔からあったように思いますが、具体的なアクションを促すような試みは稀ではないかと思いました。
2006/01/04
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (10:48 pm)
夕べからの強風、日中になっても収まらないどころか勢いを増していたようです。

突風が吹いたときなど、息をつくのもままならない状態でした。

市内中心部でも、看板が飛ぶなどの被害が出たようです。

 (風ということで・・ちょっと無理はありますが)

先日、ある日本人アーティストのコンサートに出かけてきました。

全国ツアーで使用する電力を風力発電などのエネルギーで賄うといった試み(だったと思います…)を「あえて」実践したようです。

開演前の売店ではCDやパンフなどとともに、レジ袋を使わないで済むようにと買い物バッグやマイナス6%グリーン電力証書Tシャツなど、環境配慮グッズが並べられていました。

グッズを購入することで誰でも参加できると言うことを、スタッフが一生懸命説明してくれたのですが、にわかには飲み込めませんでした・・私が無知なのかな。

以前にも書きましたが、従前の習慣を当たり前のことと決め付けないで(変えてはいけないものは残して伝えつつ)発想を少しずつでも変えていく必要を感じました。
2006/01/01
カテゴリ: 山野草日記 : 

執筆者: sanyasou (8:39 pm)
ここ鎮守の森でも、平穏のうちに新年を迎えました。

昨年の大晦日は、大雪で大変だったことを思い出しました。

野生動物たちの足跡が、雪の上に残っています。

なかなか遭遇出来ずにいますが、動き回っている姿を想像しながら、会える日を心待ちにしています。

動きこそ見えないものの、地面の下ではカタクリを始め植物たちが動いているのですね。

枯れ葉や雪を突き破って、顔を出してくるであろう小さき者たち。

昨年と異なる環境に、驚くのでしょうか。

物言わぬ、デリケートな彼ら。変化に対してどのように応えてくるのでしょう。

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